伝説の一角獣。額に1本の巨大な角を持つシベリアユニコーン「エラスモテリウム」の謎に迫る (2/6ページ)
・これが伝説のユニコーン!?2万6,000年前に人類と共に暮らしていた一角獣の頭蓋骨を発見(カザフスタン) : カラパイア
頭蓋骨の大きさと状態から推測すると、非常に歳をとったオスのものだと考えられたが、死因ははっきりしない。
広大な草原に生息し、大きさは全長5メートル、全高2.2メートルくらいと考えられている。
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だが、エラスモテリウムの姿や食生活などの習慣については、さまざまな説が提唱されている。
馬のようにギャロップしたという説もあれば、バイソンのように頭を地面に垂らした、あるいはカバのように沼地に潜んだといった説もある。
・エラスモテリウムの角に関する議論と絶滅の謎
角に関しては活発に議論が交わされている。よくあるのが角は1本だけだったのかどうか、どのくらいの大きさだったのか、またその用途は何だったのかといったことだ。
角の機能については、身を守る、交尾の相手を惹きつける、競争相手を追い払う、草原の雪を払う、水や草の根を口にするために穴を掘るなど、さまざまな説がある。
現代のサイと同じく、エラスモテリウムも草食動物だったので、角で獲物を襲って殺すといったことはないかもしれない。