出典：食べログ

酷暑でも厳寒でも、「美味しい」をただがむしゃらに追い求める「さすらいの旅人」氏が、前回に続いて、宮崎県を大特集！

第4弾かつ最終回となる今回は、〆に相応しいうどんを含む、麺類にスポットを当てて紹介。

美味しいお酒を呑んで、ちょっと小腹が空いたら、これらのお店へ行けば幸福で満たされること間違いナシ!?

「さすらいの旅人」氏がおすすめする、宮崎県の〆に最適なうどん・麺類特集☆
①重乃井

出典：食べログ

JR宮崎駅から1kmちょっとの距離で、歩くと15分以上（車で5分前後）掛かるところに位置する「重乃井」は、1966年創業の老舗釜揚げうどん専門店。

あまり知られていませんが、宮崎市にはうどん店が多く、その中でも釜揚げうどんをメインに提供しているお店が数多くあります。

宮崎市内で「さすらいの旅人」氏の選ぶ、釜揚げうどん御三家を歴史の古い順に並べると、こちらの「重乃井」「戸隠本店」「織田薪 本店」の順。

宮崎市内では、飲んだ後の〆が、ラーメンより釜揚げうどん、という食文化が定着しているのも特徴的です。

さて、気になるこちらのメニューですが…

・釜あげうどん並盛：650円
・釜あげうどん大盛：850円
・ちらし：220円
・いなり：220円
・魚ずし：220円

となっており、同氏は「釜あげうどんの並盛と ちらし・いなり・魚ずし」のフルコースを注文（笑）

メインの釜あげうどんは、ツユにタップリ付けて食べると、うどんの硬軟が程よく、ツユと麺が絶妙に絡みます。

ツユは少し甘めですが、決して甘過ぎず深いコクを感じる、味わい深い口あたり。

そして、特製天かすがツユにコクと深みをさらに出し、とてもいい仕事をしています。

また、魚ずしは、長方形に形成された酢飯の上に、サバが乗っかった、いわゆる鯖寿司で、各サイドメニューと、特製天かす入りのツユとの相性も抜群で、とにかく箸が止まりません♪

ちなみに、うどんを食べ終わったら、丼に残ったお湯を蕎麦湯のように、付けツユに加え薄めて飲むのも宮崎流で、讃岐などではない光景ですね☆


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ふと、店内を見回すと、長嶋茂雄の選手時代と監督時代の写真とサインや、王貞治のWBC日本一のサイン、そして武田鉄矢・ユーミン(松任谷由実)などの芸能人の写真やサインがびっしり！


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著名人も訪れる大定番の人気うどん店なら、まず間違いない味に出会う事ができますよ♪


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◆重乃井
・場所：宮崎県宮崎市川原町8-19
・電話番号：0985-24-7367
・営業時間：11：00～18：45
※定休日：金曜

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②釜揚げうどん 戸隠 本店

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宮崎市の中心部にあるアーケードから少しだけ外れたところで営業している「釜揚げうどん 戸隠 本店」は、前述した通り「さすらいの旅人」氏が御三家と推している、1967年創業の釜揚げうどん専門店。

こちらのお店も「重乃井」同様、宮崎でキャンプをするスポーツ選手などが訪れる人気店で、カウンター席のほかに小上がり席、さらには広々としたテーブル席もあり、全80席という、うどん専門店にしては大型店といえるでしょう。

メニューは基本的に「釜揚げ」1本で、あとサイドメニューに「いなりずし」と「にぎりめし」（あと各種ドリンク）があるだけのシンプルな構成。


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「釜揚げうどん（並）」（650円）を注文すると、到着したのは釜から揚げたての細麺のうどんで、ツユの中には天かすとネギがビッシリ、さらに柚子の風味が感じられ、黄色い沢庵が添えられています。

厳選された小麦粉を使用し、付けツユと絡むように細めに仕上げた自家製麺は、適度なコシとモチモチ感を出しています。


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お湯から細麺を取り出し、ツユに付けて食べてみると、やや甘みを感じるツユは、ダシがよく効いていて濃い目ですが、柚子が入ることにより、サッパリとした仕上がり！

夜中まで営業しているお店なので、ひとしきり宴が終わった後に、素敵なうどんの喉越しを堪能するのにもってこいの人気店です♪


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◆釜揚げうどん 戸隠 本店
・場所：宮崎県宮崎市中央通7-10
・電話番号：0985-26-2872
・営業時間：19：00～26：00（土曜のみ26：30まで）
※定休日：日曜・祝日

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「さすらいの旅人」氏がおすすめする、宮崎県の〆に最適なうどん・麺類特集☆
③釜揚げうどん 織田薪 本店

出典：食べログ

前述した「戸隠 本店」同様、アーケードのやや外れで、同店と近い距離にある「釜揚げうどん 織田薪 本店」は、御三家と呼んでいる最後の1店舗で、創業1978年の釜揚げうどん専門店。

少々分かりづらい場所にありますが、こちらのお店も、スポーツ選手や芸能人などがよく訪問している人気店。

お店に入ると、右手にカウンター席、左手にテーブル席、そしてセンターに大きなテーブルを囲むようにして複数の席があり、合計31席ほどの店内。


出典：食べログ

サイドメニューにいなり寿司があるものの、釜揚げうどんは「普通・大盛・玉子入り」の3種類のみのラインナップ。

注文した「釜揚げうどん（普通）」（620円）は、周りが少し泡立ったタップリの茹で汁の中に、細めのうどんが泳ぎ、ツユには刻んだ青ネギと、丸以外の長細い形成の天かすがビッシリ入っています。


出典：食べログ

鰹・アジ・サバなどの数種の削り節に九州独特の甘めの醤油を合わせたツユは、思っていたよりは甘さ控えめで、キリッとした仕上がり。

細めのうどんは、讃岐よりコシはないが、博多のうどんよりはコシがある中間的な立ち位置です。

また、柚子の風味によりサッパリとしていて、不揃いの天かすが程よいコクを演出。

そして、うどんを食べ終わったら、茹で汁を飲むのもお忘れなく。

食べログでも、宮崎県のうどんジャンルで上位の常連なこちらのお店、「戸隠 本店」同様深夜までやっているので、すきっ腹にぜひ流し込んでみてくださいね♪


出典：食べログ

◆釜揚げうどん 織田薪 本店
・場所：宮崎県宮崎市中央通2-23
・電話番号：0985-27-9984
・営業時間：19：00～26：00
※定休日：日曜

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④辛麺屋 桝元 本町店

出典：食べログ

JR日豊本線・延岡駅から南東方面、徒歩15分前後のところにある「辛麺屋 桝元 本町店」は、延岡発祥の「宮崎辛麺」を提供する本家本元。

宮崎辛麺の最大の特徴は、通称「こんにゃく麺」ですが、糸こんにゃくではなく、材料にこんにゃくも含まれていません。

そば粉と小麦粉合わせた、透明がかった独特の麺が、こんにゃくによく似た食感で、韓国冷麺ようなビジュアル。

また、具材には「挽肉・ニラ・卵・ニンニク」などが使用され、辛さを自分で選択するシステムです。

辛さが増すごとに値段も高くなるのも宮崎辛麺の特徴で、こちらのお店のメニューは…

・辛麺 小辛1倍：800円
・辛麺 中辛3倍：800円
・辛麺 大辛5倍：900円
・辛麺 特辛8倍：900円
・辛麺 超激辛 15倍：900円
・辛麺 スーパー超激辛 25倍：1100円
※上記に加え、ナンコツ・ごはん・各種ドリンクあり


出典：食べログ

という感じで、辛麺には3分の2くらいの量のレディースサイズもあります。

「さすらいの旅人」氏は中辛3倍を注文し、調理工程にしばし注目。

鶏ガラなどで取った甘めの醤油ベースのスープに、挽肉を入れ煮立て、ここに辛麺の命でもある赤唐辛子を投入。

そこにニラを入れ、溶き卵を流し入れたら旨辛スープが出来上がり、その後コンニャク麺を少し硬めに茹でて、先ほどのスープに合わせたら元祖辛麺の完成！

驚くほど大きな巨大なレンゲでスープを一口食べると…

旨い！ 甘い!! そして辛い!!!


出典：食べログ

深いコクを感じる絶品スープに、盛岡冷麺のような歯応えのある特製麺が、絶妙に絡んで絶品☆

ニラと唐辛子がアクセントとなり、ニンニクが深いコクを出し、パンチ力のある辛いスープに溶き卵を加えることにより、全体を優しくまろやかに仕上げています。

夜の短時間営業で、なかなか往訪のハードルは高いですが、それを乗り越えてでも食べる価値のある、宮崎名物の一品ですよ♪


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◆辛麺屋 桝元 本町店
・場所：宮崎県延岡市本町1-1-8
・電話番号：0982-32-6298
・営業時間：20：30～24：30
※定休日：日曜

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全4回に渡ってお送りした宮崎グルメ特集、いかがでしたか？

お馴染みの料理から意外な名物まで、宮崎県へ訪れる際の参考になれば何よりです。

今後も、全国各地の特集をお送りしていきますので、「さすらいの旅人」氏の動向に注目しておきましょう☆


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