参院6増 林修、原晋…来夏参院選タレント候補出馬リスト(2)

週刊実話

 スポーツ界では、一躍、時の人となったサッカー日本代表の西野朗前監督(63)の名も“100%”挙がる。
 「埼玉県出身の西野氏は、早大生時代から甘いマスクとシャイな話しぶりで女性にモテモテだったが、今回のW杯で中高年の女性の間でも一気に認知度が高まり、ハートを鷲掴みにしている。これを政界が放っておくはずはなく、自民党などは日本サッカー協会に取られる前にと、あの手この手で、まず周辺から話を持ち掛けているといいます」(選挙アナリスト)

 スポーツ関連では他にも、元サッカー女子日本代表の澤穂希(39)、さらにスポーツキャスターの松岡修造(50)の名前まで飛び出している。
 自民党関係者は、こう話す。
 「澤氏には'16年参院選で出馬をお願いした際に断られているが、打診したのが'15年末の引退表明直後。しかも新婚生活も始まったばかりの時期で、本人も進路を決めかねていた。しかし、昨年1月に仙台で出産を済ませ、来年夏には子育てもひと段落しているだろう。知名度が抜群なだけに、もう一度アタックしてみる価値はある」

 一方の松岡には、日本維新の会が擁立に向け熱心に動いているという。
 「何と言っても松岡家は阪急東宝グループの創業者、小林一三氏の流れで、地盤が大阪の名門ファミリー。それだけに大阪発信の日本維新は、あの求心力が喉から手が出るほど欲しいところでしょう。自民党も狙っているとの情報もあり、財界チャンネルを駆使して打診中という。ただ一方からは、現時点で本人が政治にまったく興味がないとの話も聞こえてくる」(前出・政治部記者)

 話題性で言えば、こんな2人のタレントも注目を集めているという。
 「今やテレビで見ない日はない、梅沢富美男(67)と林修先生(52)です。両者とも自民党が注目している。梅沢はここ数年のバラエティーや情報番組の出演で、おばちゃんはもちろん、若者の間でも人気が爆発した。予備校講師の林先生も、巧みなしゃべりの上に若者の認知度は抜群で、担ぎ上げれば当選確実と見られるタレントの1人。すでに選挙権が18歳に引き下げられていることから、若者の票の掘り起こしは各党、最重要課題となっている。そのため2人のようなタレント候補擁立は、本気も本気の話になっているのです」(同)

 若者層の票狙いでは、嵐の櫻井翔(36)の名前も挙がる。父親は前回の都知事選で自民党に口説かれた元総務事務次官の桜井俊氏だ。
 「芸能活動を続けながら慶応大学を卒業した勉強家。しかも本人の意向から報道番組『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のキャスターを務めるなど意識も高く政治家向き。立候補するようなことがあれば、10代の票は相当見込める。“参院選でダメなら次の衆院選で”という熱烈な待望論まであちこちで湧き上がっている」(自民党若手議員)

 また、女性議員増の動きが強まる中、こんな名前も聞こえてくる。
 「フリーアナの小林麻耶(39)は、妹・麻央の一周忌をすぎ徐々に芸能活動を再開しつつあるが、一方で献血啓発イベントに3年ぶりに司会として参加するなど、社会貢献への興味が高まっている。加えて、同じくアナウンサーの渡辺真理(51)も、18年に及ぶという両親の介護の経験が政治の世界でも活きる。さらに自民党内部で推す声があるのが、9月で引退する安室奈美恵(40)。国民的歌手の認知度の高さはもちろん、何より地元沖縄の米軍基地問題に一役担う力が求められている」(前出・選挙アナリスト)

 この中から目玉立候補者は生まれるか?

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