川栄李奈、波瑠など、売れっ子なのに“謙虚”な女優たち (2/2ページ)

日刊大衆

相変わらず不器用にひとつひとつ向き合っていくのみです」「素質とか才能とか、そんなものは持ち合わせていません」「ひとつひとつの可能性に必死にしがみついてきただけです」と謙虚につづっていた。ちなみに、波瑠の座右の銘は“一視同仁(いっしどうじん)”。「誰にでも平等に接する」という意味で、高校生の頃にこの言葉の意味を知り、「すてきだな」と思ったそうだ。

 女優の木村文乃は、その年に最も美しく輝いていた女性に贈られる「ベストビューティストアワード」で、15年に表彰された際、授賞式で「こういった賞とは無縁と思っていたので本当にうれしい。名に恥じぬように一日一日を大切に生きていきたい」と、謙虚に喜びを表現。さらに、「“できることを毎日続ける”がスローガン」と、自身のライフスタイルについても控えめに語っていた。

 最後に、女優の杉咲花。今年4月期に放送された『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)では、初めて連続ドラマの主演を務めた。7月20日には出演した映画『BLEACH』も公開された。16年に、宮沢りえ主演の映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で宮沢の娘役として出演し、日本アカデミー賞助演女優賞最優秀賞を受賞するなど、演技派女優として注目を集めている杉咲花だが、17年7月9日、映画情報サイト『シネマトゥデイ』のインタビューで、「とにかく出会いに恵まれた」「相手の俳優さんにお芝居を引き出していただいたからこそ、なんとか演じられています」と謙虚なコメントをしていた。

 どんなに人気が出て、テレビなどでの露出が増えても、変わらずにいることは難しいのではないだろうか。そんな中、自分を見失うことのない彼女たちの言動にこそ、ファンは魅了されるのかもしれない。

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