サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「ゴールドサーベラスが本領発揮」 (2/2ページ)
「体重が戻って落ち着きがあり、雰囲気が実にいい」
こう清水英調教師は状態のよさを強調する。ならば、チャンスがあっていいはずだ。
このところハンデ戦では決まって54キロを背負っているが、今回はそれ以下、53キロということも十分考えられる。いずれにせよ、この馬にとって走れる条件がそろっている一戦。大きく狙ってみたい。
逆転候補には、ストーミーシーを挙げたい。
5カ月ぶりの実戦だが、放牧でリフレッシュされ、ここを目標にじっくりと仕上げられてきた。それだけに重め感はなく、臨戦態勢は整っている。
前走、同じ中山のマイル戦で行われたダービー卿CTが54キロで3着。であればハンデは同じだろう。チャンスは十分と見ていい。
関西のセントウルSは、GIスプリンターズSの前哨戦。このレース、やたらと牝馬の活躍が目立つが、狙いはやはり、その牝馬。ダイアナヘイローの巻き返しに期待だ。
前走の北九州記念(7着)は、好位で立ち回ったものの末脚不発。案外だったが、少しばかり馬体が重かった。それで息切れしたのではないか。
しかし、この中間は緩みのない馬体で気配は上々。最も得意とする阪神での競馬。今度は違うはずだ。