【世界の街角】過去と未来が交錯する「風の町」 / アゼルバイジャンの首都バクー (4/5ページ)

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路上で売られている土産物を見ても、トルココーヒーのカップやロシアのマトリョーシカなど、この地が周辺国の影響を受けてきたことがわかります。

西洋と東洋の融合に加え、新旧のバクーの風景が同時に見られることにも気づくはずです。

趣たっぷりの旧市街の路地の先に見えるのは、2012年に完成したフレイムタワー。総工費350億円をかけて建てられた3つのビル群は、アゼルバイジャンの代名詞である「火」をかたどっています。

高さは182メートルと、東京の高層ビルに比べると控えめながら、町を見下ろす高台に建っているために、高さ以上の迫力があります。

バクーの町のあちこちから目にすることができますが、せっかくなら間近でその雄姿を見てみたいもの。旧市街の南西にある乗り場からケーブルカーに乗れば、気軽にフレイムタワーの足元まで上ることができます。

曲線づかいが美しいフレイムタワーは、至近距離から見るとさすがの迫力。トルコ風のミナレット(尖塔)をもつモスクとのコラボレーションは、アゼルバイジャンがイスラム教の国であることを意識させます。

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