うわっ…ヒガンバナの異名、多すぎ?その数1,000を超える「ヒガンバナ」の異名を紹介! (3/6ページ)
ちなみに、さ行は「死人花(しびとばな)」や「地獄花(じごくばな)」など、スタンダードに恐ろしい異名も各種そろっています。
【提灯煌々/ちょうちんかんかん】※分布:山口県など
真っ赤な花弁が煌々(こうこう、かんかん)と灯る提灯のようで名づけられました。
これの別バージョンに「提灯燈籠(ちょうちんどうろう)」があり、更に訛っていくと「チャンチャンゲーロー」や「チンカラポン」、「チンリンボーリン」など、謎の進化?を遂げていきます。
他にも、た行には「手腐花(てぐさればな)」とか「手焼花(てやきばな)」など、触るだけでかぶれそうな異名がたくさんつけられています。
【南無阿弥陀仏/なんまいだっぽ】※分布:三重県など
文字通り、食べようものなら「お陀仏=死」を意味する言葉が訛ったものです。
また、な行は「野松明(のだいまつ)」など「野~」系や、「猫騙花(ねこだまし)」などの猫系、食べた時の中毒症状を示す「喉焼花(のどやけばな)」などがあります。