愛するペットの死を「虹の橋を渡った」と表現し始めたきっかけ (2/2ページ)

心に残る家族葬

その姿を認めるなり、そのペットは全力で駆けていき、その人に飛びついてキスをする。飼い主はこうしてペットと再会し、一緒に虹の橋を渡って行く」(引用元:Wiki

そう、ペットたちは虹の橋を「渡った」のではなく、そのたもとで「待って」いたのだ。

この詩は、2000年代に入ってから、おそらくインターネットの普及もあって日本でも知られるようになった。そして、この頃から日本でも認知されるようになった「ペットロス」を癒す効果もあり、日本で定着するようになったと言う。

■飼い主の心を救う「虹の橋」

ペットの一生は、人間の倍のスピードで過ぎ去って行く。そして、飼い主だけが常にこちら側に取り残される。その時、ほとんどの飼い主の心は、後悔の気持ちで一杯になる。「本当は苦しかったのに、気づいてあげられなかった」と。

「虹の橋」の詩は、そんな飼い主の願望を描いた一方的なエゴかもしれない。しかし、それでもやはり、私も信じている。それがいつになるかはわからないけれど、いつか橋のたもとで彼らと再会し、みんなで一緒に虹の橋を渡って行ける事を。

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