貴乃花親方引退を招いた30年前の“壮絶イジメ”遺恨 (2/2ページ)

日刊大衆

「黒幕グループ内には、貴乃花親方が二子山部屋(当時は藤島部屋)に入門したばかりの頃からの兄弟子もいたと聞きます。彼らの若貴イジメは壮絶だったことで有名で、お互いが現役を退き、親方になってからも、ことあるごとに両者は対立してきたそうです」(貴乃花親方に近い相撲関係者)

 30年にわたる遺恨。それだけに、殺るか、殺られるか手加減はありえない。当時の様子を知る前出の関係者は、こう振り返る。

「部屋の中でも年長の兄弟子Zが、入門したての貴乃花を一番かわいがりしていました。自分は手を出さないで、指示を出すタイプ。もともとZは親方(故・大関貴ノ花)が部屋を興して間もない頃に取った弟子で、“あいつは素質がある。体が柔らかくてコンニャクみたいだから、厳しく指導したら、すぐに関取になる”と見込んでいたんです。このため、かなり特別扱いされていたようですね」

 それだけに、親方の愛息として貴乃花が世間からも注目されることが、面白くなかったのだろうか。

「稽古すると、兄弟子は肌で分かるらしいんです。“こいつは俺を抜くな!”って。だから、かわいがりをして辞めさせる。夜逃げさせる。それほど、角界は“陰湿イジメ”がはびこる世界なんです。ただ、若貴は親方の息子ですから、さすがに殴る蹴るはできません。そこで精神的なイジメが始まったんですよ」(前同)

 現在発売中の『週刊大衆』(10月15日&22日合併号)では、“残飯メシ”“火あぶり刑”といった、当時若貴に行われていたという壮絶なイジメが詳細に語られている。

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