<共演NG?【犬猿の仲】の有名人>兄弟横綱“若貴ブーム”から一転!絶縁だらけの元花田家…真相は?

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<共演NG?【犬猿の仲】の有名人>兄弟横綱“若貴ブーム”から一転!絶縁だらけの元花田家…真相は?

 1日、大相撲の貴乃花親方(元横綱貴乃花)が日本相撲協会を退職することが正式に決まった。空前絶後の“若貴ブーム”を巻き起こした平成の大横綱の引退劇について角界関係者からはさまざまな声が漏れ聞こえてくる。連日、情報番組では一連の騒動を取り上げ、放送時間の大半を占めている。

 同時に元親方の母でタレントの藤田紀子と、兄で元横綱の花田虎上氏はこのところメディアに出ずっぱりである。元親方と絶縁状態にある2人であるが、その発言にも注目が集まっている。

 そもそも、元親方と花田氏の確執は、両者が現役時代の頃からあったとされる。1995年の九州場所、史上初の兄弟優勝決定戦がきっかけで兄弟仲が悪化したと報じられた。貴乃花が若乃花(当時)に敗北した“疑惑の一番”が確執の原因とも言われた。

 他にも不仲の要因については憶測が多数流れているが、表面化したのは1998年の“貴乃花洗脳騒動”である。「整体師に洗脳されている」などと若乃花が口外し、不仲が明らかになったのだ。また2005年、父であり2人の親方でもある花田満氏が死去した際には、喪主の座や遺骨の管理を巡って大騒動があった。さらにその後は、莫大な遺産相続をめぐる“ドロ沼劇”を展開。“日本一の兄弟”は修復不可能な状態に発展し、“犬猿の仲”の代名詞となってしまった。

 さらに、両者に“異父兄弟説”が浮上する事態に。しかし、藤田が2017年7月、情報番組『ビビット』(TBS系)で、「それぞれ別の父親だという噂」に触れたのだ。

 藤田は「根も葉もないことで、本当にくだらない作り話」と激怒し、事実関係を完全否定した。これまで、番組内で「貴乃花親方の本当の父親は元横綱の輪島大士氏」について触れられたこと自体、青天の霹靂。このように、藤田から飛び出す爆弾発言に関係者や世間からは注目が集まった。

 さらに2018年3月、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演した花田氏は、兄弟の確執に言及した。元親方とは「連絡はしていない。連絡先も知らない」と、絶縁状態にあると明言。「昔はずっと付いてきて、かわいい弟だった」と懐かしさをうかがわせたが「過去の弟は知っていますけど、今の弟は知らない」と言い放った。

 タレントとして活躍する花田氏と藤田は、たびたび元親方の話題に触れている。しかし、相撲道一筋だった元親方の口から確執について語られたことはないに等しい。揺れる相撲協会の話題のたびに調達される花田氏と藤田だが、相撲界の騒動を理由に便乗しているのではと世間から批判される始末である。

 ところが2018年6月、『快傑 えみちゃんねる』(フジテレビ系)に花田氏が出演し、自身と藤田との関係が悪化したと明かしたのだ。番組MCでタレントの上沼恵美子が、2人の関係が良好だったことを指摘した。しかし、花田の口からは「今までいろんなことを我慢してやってきたんですけど。今回、自分の中で裏切られたことがあって」と不満を炸裂させた。さらに「テレビに出て自分の子供をかばうのはいいけれど、今まで助けてくれた人たちのことを全然顧みず、裏切ったりした」と怒りをあらわにした。

 しかし2018年8月、花田氏は自身のブログで巡業中に救急搬送された元親方について言及。当時、アメリカに旅行中の花田氏は『サンタモニカから』というタイトルでブログを更新。その文面の文末に「コメントも沢山頂きましたが、貴乃花親方が倒れた後回復されたようで安心しました。ありがとうございました」と、これまで口撃を繰り返していた花田氏が元親方を気遣うコメントをし、注目が集まった。

 そして、9月27日放送の「とくダネ!」(フジテレビ系)に生出演した花田氏。数年以上も断絶状態にある弟の退職問題について「(相撲協会に)戻ってほしいですけど、たぶん、離れると思うんです」と推測。さらに、「なので番組でも何でも二人旅でも、と思っています」と衝撃の提案をし、和解をチラつかせる発言に世間は驚いた。

 かつては、日本中に『若貴フィーバー』を巻き起こし、“平成の大横綱”と大相撲を盛り上げた兄弟。花田氏は15歳で相撲部屋に入門した元親方を心配し、「光司(元親方の本名)を一人で行かせられない」と言って後を追ったという。二人は、これまで互いを思いやり、切磋琢磨し良きライバルとして稽古に励んできた。また、2人は身体が小さい分、人一倍厳しい稽古を積み、貴乃花は第65代、若乃花は第66代の横綱に昇進。史上初となる兄弟横綱誕生に日本中が歓喜に包まれ、相撲界に大きく貢献した。

 過去に元親方は、稽古部屋に取材に来たスタッフに対し「“若貴”兄弟と取り上げてくれるのはうれしかったが、あまりにもきれいに映りすぎていた。必ずこういうときが来るなと、幼心にも分かっていた」と意味深な発言をしている。これまでの経緯を示唆していたとも取れる内容である。

 そこには、厳しい環境と大きな責任を背負った2人だけにしか分からない“深い闇”があり、実に複雑。そう簡単には和解には結び付かないだろう。

記事内引用について
花田虎上公式ブログ
https://ameblo.jp/masaru-hanada/

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