120超のデザイン!中古本で数万円する明治時代の着物の柄見本帳「八千草」が無料でオンライン公開 (2/2ページ)

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ダウンロード可!伝統文様の波紋柄だけをただひたすらに紹介した明治時代の図案集「波紋集」が凄すぎる!

そんなスミソニアン博物館のオンラインライブラリに、明治時代に刊行された、着物で使われる柄の見本を紹介した雛形本「八千草」が公開されています!

「八千草」は明治時代に十数巻に分けてシリーズものとして発売されていた木版画で摺られた柄見本帳で、着物の柄の他に羽裏で使われる柄なども紹介されています。著作者には「上野清江」と書かれていますので、昭和30年に人間国宝となった染色家の上野為二の父・上野清江による作品と思われます。







この「八千草」、中古本屋では3〜4万円もの値が付けられているのですが、スミソニアン博物館では所蔵する6巻、8巻、14巻、15巻を無料で公開しているのです。

4巻分の柄見本は120柄を超え、ズームアップして柄の詳細なども確認できますので、十分デザインの参考資料として活用できるでしょう。じっくり見たい場合にはPDFファイルなどでダウンロードも可能です。

それでは、スミソニアン博物館では所蔵する6巻、8巻、14巻、15巻をどうぞ!

6巻

8巻

14巻

15巻

Yachigusa 6 Yachigusa 8 Yachigusa 14 Yachigusa 15

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

「120超のデザイン!中古本で数万円する明治時代の着物の柄見本帳「八千草」が無料でオンライン公開」のページです。デイリーニュースオンラインは、上野清江図案集明治時代伝統文様デザインカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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