社会人になって友だちはできるのか? 社会人からの友だちづくりのコツ (2/3ページ)
しかし、社会人になってから友だちをつくることには、学生時代のそれとは違ったメリットがあります。
学生時代からの友人は、趣味も合い共感性が高いなど、あらゆる方面で共通点があることが多いでしょう。一方、社会に出てからの友人は、共通点が少なくても「趣味がすごく合う」「仕事の考え方がすごく合う」など、ひとつの方向に抜きん出て気の合う関係になりやすいのが特徴です。
つまり「専門性のある友人」になりやすいので、自分の趣味・嗜好をともに作り上げていくことができるでしょう。また、特定の分野以外は無理に交流する必要がないのもメリット。つかず離れずの気楽な関係になりやすいのです。
■社会人が友だちをつくる4つの方法
それでは、社会人になってから友だちをつくるには、どのように行動すればいいのでしょうか。4つのコツを紹介します。
◇趣味のイベントに積極的に参加する
時間があれば、自分の趣味に関するイベントに積極的に行くといいですね。たとえば、仕事のスキルを伸ばすのが趣味なら企業同士の勉強会に参加したり、音楽が趣味ならライブやフェスに参加したりするということです。外に出ればそれだけたくさんの出会いがありますし、友だちもつくりやすいですね。また、昨今はイベントに参加したことをSNSで発信すれば、同じ趣味を持つ人が声をかけてくれたりします。このように徐々に活動の幅を広げていくといいでしょう。
◇SNSで趣味が合う人とつながってみる
社会人になると忙しくなるので、自分のすきま時間に関係を保てる相手がいいですよね。つまり、友好関係を維持する時間が短くてもいい関係です。そこでオススメなのがSNSを通じて友人になること。SNSで自分の趣味に関する投稿を続けることで、次第に協調してくれる人だけが残ります。すなわち趣味のネットワークができるわけです。趣味が同じなら友だちになるのは簡単です。
SNSで友人を探す場合、たとえばクリエイティブなことが趣味なら自分が撮影した写真や作った作品を投稿するのがオススメ。クリエイティブな趣味を持っている人は、お互いに褒め合う関係を作る傾向があります。