「2018ドラフト会議」大学生・社会人の「注目野手」6人の“スゴさ”! (2/2ページ)

アサ芸プラス

二塁送球1.9秒台を誇り、好リードで投手陣を支え、チームの正捕手として6度のリーグ優勝を成し遂げた。キャッチングの良さと絶妙なインサイドワークが持ち味な反面、打撃が課題で4年間計8季の成績は通算94試合で打率は2割6分。それでも4年春には46打数24安打で5割2分2厘の高打率をマークし、リーグ戦初の首位打者に輝いた。振り切るスイングで弾き返す右打者だが、外角の球を捉えて逆方向に流し打つこともできる。

 一方、社会人では東京ガスの笹川晃平と大阪ガスの近本光司という外野手2人に注目だ。

 笹川は東洋大時代に通算104安打に12本塁打をマーク。東京ガス入社後は新人ながら4番・外野レギュラーとして起用された。右打席から鋭い打球を放つ強打者で、守っても守備範囲が広く、スライディングキャッチで投手を助ける場面も多々。遠投120メートルの強肩でもあり、まさに3拍子そろった外野手である。

 かたや近本は身長170センチと小柄ながらミート力のある左の巧打者。左右に打ち分ける技術に加えて一塁到達タイムが3.9秒前後と抜群の脚力を誇る俊足巧打がウリだ。今年の都市対抗野球では打率5割2分4厘で首位打者に輝くとともにMVPとなる橋戸賞を受賞。4盗塁も記録しており、打撃センスと驚異の脚力に注目が集まっている。

(高校野球評論家・上杉純也)

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