やしきたかじんを全国区にした大ヒット作詞家・及川眠子が激白(1)「かまわへん」で歌いやすく (2/2ページ)

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ただ、そのあとに『かまわへんよ』って『よ』が入っていたけど、これは『歌いにくかったら取ってええか』と言ってきた」

 余談だが、たかじんはスタッフに「あの子は関西弁の使い方がうまいなぁ」と感心していたという。実は及川氏が和歌山市の出身であるということを、知らなかったらしいのだ。

 さて、「東京」はちょうどたかじんの東京進出とも重なり、60万枚を売る最大のヒット曲となる。

「男の人がタンバリンを持って歌える歌が、敏いとうとハッピー&ブルーの『星降る街角』以来だったという説もあるわね。ただ、たかじんも新しい路線にいくことには不安もあったみたいで、その3カ月後の6月25日には、バラード調の『さよならが言えるまで』を準備させられましたけど」

 たかじんの繊細な一面が見て取れるのだ。

「やしきたかじんを全国区にした大ヒット作詞家・及川眠子が激白(1)「かまわへん」で歌いやすく」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 10/25号作詞家及川眠子やしきたかじん東京エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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