貴乃花が参議院選挙出馬か…相撲くじで、協会と八角理事長をブッ潰す! (3/4ページ)
「秋場所では、白鵬が全勝優勝後に右ひざを骨折。体調が万全でないのに優勝できるとは……という辛辣な声も、関係者からは上がっています。貴乃花が角界を引退し、モンゴル互助会に異を唱える人がいなくなることで、この傾向に拍車がかかることが心配です」
ガチンコ相撲を貫いた貴乃花にとって、この角界の危機的状況は看過できないものだろう。
■政界入りして相撲くじを導入、八百長撲滅へ
そんな貴乃花の政界入りへの決意を、さらに後押しするのが、相撲発展のための“ウルトラC法案”だ。「貴乃花には前から国会議員になることを勧めていたんだけど、それは彼に“相撲くじ”法案を通してもらいたいからなんだ。本当は俺が代わりに立候補したいくらいだけど(笑)、本業が忙しいからね」
こう語るのは、元関脇の貴闘力。同部屋力士として、兄弟同然に育ち、貴乃花が協会を退職する直前にも会話を交わした仲だ。「サッカーくじのような形で、相撲くじを実施して、売り上げの30%でも相撲協会に還元すれば、数十億円、数百億円の収益が上がるはず」(スポーツシンクタンク)
実は、貴乃花自身も“相撲くじ構想”を以前から持っており、「複数の政治家に極秘に相談をしているという話です。相撲くじができれば、力士の給料をもっと上げられるし、タニマチに依存しがちな体質も改善できるはずですからね」(相撲関係者)
相撲部屋の運営費も、潤沢な収益金から出せば、「力士養成費目当てで弟子をやみくもに増やして、親方の目が届かなくなる……という悪循環もなくなると思いますよ」(前同)
さらに、公正公平な相撲のためにも、相撲くじは大いに役立つのだという。「くじを買った人はお金を賭けているわけだから、取組の公正さは何よりも重要になる。