サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「ワンブレスアウェイが大化け」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

 穴党として大きく期待を寄せてみたいのは、ワンブレスアウェイだ。

 人気は恐らく、しまいから数えたほうが早いだろう。評価が低いのは実績からして当然。光るのは春後半のハンデ戦、マーメイドS2着ぐらいで、オープンに上がってからは掲示板に載るのがやっとという成績が続いていた。

 しかし冷静に振り返ってみると、そのマーメイドSを境に、馬が変わってきたとも言える。前半戦最後となった前々走の七夕賞は、マーメイドSの時より12キロも体重が増えていながら、見せ場たっぷりの好内容。

 そして3カ月ぶりの実戦となった前走オクトーバーSは3着に敗れたが、走りっぷりがスムーズで、これまでのように集中心を欠くことはなかった。

 古賀慎調教師は言う。

「メンタル面で大人になったというか、体が大きくなり、心身ともにたくましくなっている」

 だからこそ安定感が出てきたのだろう。

 この秋、一度使われたことでさらに良化。1週前の追い切りではリズムに乗って実にキビキビした動きを見せていた。これなら“一発”があって不思議ない。

 祖母は米国GI勝ち馬で、姉にタガノエリザベート(ファンタジーS)、姉にロックディスタウン(札幌2歳S)、全姉にキャットコイン(クイーンC)、そして近親にゼンノロブロイ(天皇賞・秋、ジャパンC、有馬記念)がいる血筋。この秋の“大化け”に期待だ。

「サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「ワンブレスアウェイが大化け」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 11/15号ワンブレスアウェイノームコア水戸正晴競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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