蛭子能収『乗り継ぎ旅』ケガをしてのロケも、迷惑行動を連発
12月8日放送の『太川・蛭子×華丸・大吉 乗り継ぎ旅2時間半コラボSP』(テレビ東京系)で、漫画家の蛭子能収(71)が爆笑行動を連発。俳優の太川陽介(59)と昨年1月まで出演していた『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』シリーズ(同局系)のファンを歓喜させた。
旅のルールは、途中の駅に降りて寄り道した際に支給される“旅の資金”で、飲食代やホテルの宿泊費をまかなうというもの。女優でタレントの遠藤久美子(40)をゲストに迎えた今回はローカル線を乗り継ぎ、1泊2日の日程で長野県の長野駅から石川県の金沢駅を目指すことになった。
まず、長野駅前に集合した3人は妙高高原駅へ向かう北しなの線に乗るため、ホームへ移動。そんな中、蛭子能収のポンコツぶりを知っていたのか、遠藤久美子が「太川さんについていけば、大丈夫ですよね?」と確認すると、蛭子はそれを否定するどころか、「まぁ、間違いない」と返答するという、太川に頼りきる展開で乗り継ぎ旅はスタートした。
次の三才駅で“旅の資金”をもらうと、資金管理を担当する蛭子能収が財布を預かったのだが、お金を手にするなり「全部貯まったら競艇に行きましょう」とお約束の発言。しかしその後、太川陽介が1個130円のおやきを買おうとすると、「お金があんまりないから」と金を出すことを渋り、遠藤久美子から「蛭子さん、急にケチになっちゃうから」とあきれられた。
また、蛭子能収は前回と同じように宿泊するホテルの交渉も担当したのだが、予約の電話で「わたくし、蛭子という者なんですけど、芸能人なんですけど」とタレントパワーにすがる作戦を展開。見事に3部屋を確保したものの、宿泊費の合計が3万5000円もしてしまうという、失態を演じてしまう。
その後も夕食のために立ち寄った中華料理店では、節約のため餃子を分け合ったのだが、太川陽介の分まで餃子を食べようとしたり、旅の資金を得た途端に「競艇に行くか!」と叫びながら走り出したりするなどして、太川や遠藤久美子を苦笑いさせていた。
しかも、時間や資金が足りず、ゴールの金沢駅へ到着できないというまさかの展開に、“バス旅”ファンは大爆笑。予想通り役に立たなかった蛭子に対し、ネット上では「蛭子さんバテてる」「蛭子さんなんかセコイw」などといったコメントが相次いでいた。
そんな蛭子能収だったが、同ロケ中に転倒して小指を骨折するケガをしていたことを、11月20日にテレビ東京が発表している。確かに少し元気がないように見えたが、しっかりいつも通りの爆笑行動を連発するとは、さすが、蛭子能収である。