上沼恵美子 関西テレビ界に君臨する「抹殺力」(1)女帝を落ち込ませた報いが… (2/2ページ)

アサ芸プラス

上沼本人は、芸人の暴言騒動とは関係なく、審査員引退を宣言してしまったので、翻意させようと水面下で模索しています」

 上沼といえば、関東キー局では平日の午後に放送される「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」(テレビ朝日系)ぐらいと露出度は低いが、こと関西圏では「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)など数々の高視聴率番組を持つ大物司会者として、その「ご威光」は絶大だ。

「“東の女帝”和田アキ子に対して“西の女帝”とも呼ばれていますが、歯に衣着せぬ本音トークは大阪のオバちゃんの心をわしづかみにしている。その本音トーク術は他の追随を許さず、ゲストのタレントが東京キー局ではしゃべれないナイショ話を大阪ローカルでコッソリ話させるのが真骨頂。かつてはキムタクと工藤静香のデキ婚をスクープしたこともあった。東京に進出しないのも、CMに出演しないのも、全ては『言いたいことが言えなくなるから』と関西愛を表明しています」(芸能デスク)

 アケスケ発言と豪放磊落なナニワのおばちゃんキャラクターが持ち味の上沼だが、誰よりも他人の批判を気にするナイーブなタイプ。今回の騒動もたまたま見たインターネットのニュースで知り、相当のダメージを受けたという。在阪テレビ局関係者が明かす。

「番組では『実家が大阪城』など大ボラで笑いを取る上沼さんですが、実は、自分の評判を人一倍気にするタイプ。なので、周囲の関係者は上沼さんには視聴者のクレームなどの批判は一切、耳に入らないようにしているほどでした。ところが今回ばかりは、ニュースがあっという間に拡散。さすがにそれほどふだんはニュースをこまめにチェックしていない上沼さんの目にも入ってしまったのです。前年の王者とはいえ、お笑い界の大先輩に暴言を吐いた久保田は少なくとも関西の番組で3年は干されるでしょう。しょーもない相づちを打った武智はノンスタ井上の当て逃げの際にも、自分だけ言い逃れする過去があり、今度で累積レッド。最悪、お笑い界追放もある」

 まさに関西のテレビ界からの“抹殺”もありうる一大事なのだ。それにしても一介の司会者になぜそこまで、売り出し中のタレントもひれ伏すのか。そこには、関西ローカルならではの掟があったのだ。

「上沼恵美子 関西テレビ界に君臨する「抹殺力」(1)女帝を落ち込ませた報いが…」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 12/20号久保田和靖武智上沼恵美子M-1グランプリエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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