菊池雄星「栄養学おたく」のせいでメジャー交渉が遅滞! (2/2ページ)

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 努力家で、向上心を持ったプロ野球選手ではあるが、米球団からすれば、叶えられることとそうでないことがある。それを整理し、「ここまではサポートできるが、ここから先は折れてくれないか?」と返事をしなければならない。できること、できないことが整理されて、初めて本格的な交渉がスタートされる。つまり、ウインターミーティングで目立った動きがなかったということは、米球団側はその仕分けができていないわけだ。もっと言えば、菊池サイドが出した条件が多すぎるか、細かすぎるということだろう。
「ヤンキースですが、30代で今季17勝をあげた別の左腕投手と合意間近と報じられています。菊池獲得から下りたとも判断できます」(12月15日時点/前出・同)

 菊池も全てを叶えられるとは思っていないはず。しかし、譲れない点もあるだろう。
 今回のポスティング・システムによって、菊池に許された交渉期限は、1月2日まで(現地時間)。ボラス氏は「自信アリ!」と日米メディアに言い切ったが、菊池の「おたく知識」が交渉に影響を与えたのは間違いなさそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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