パチンコ「バラマキ営業」12月は勝てる! 日本全国必勝MAP

日刊大衆

写真はイメージです
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 年末年始にお客さんを呼び込むため、サービス営業を実施するホールが続出。年の瀬に小遣い稼ぎする方法を公開!

 かねてからパチンコ店は年末年始の長期休暇への集客に備えて、12月はいわゆる“バラマキ営業”をする店が多い。中堅チェーングループのホール店長が事情を解説する。「そもそも12月というのは、ボーナスで懐も温かく、仕事納めで切りが良いために、ファンも気兼ねなく遊べる雰囲気があります。それを見越した店側も、お客様の懐を吸い上げるよりは“タネまき”にいそしみます。嫌な思いをした店には、お客様だって来たくなくなるでしょう? そうまでしてシメるぐらいなら、派手に出して、翌年の宣伝期間にあてます」

 要するに客と胴元であるパチンコ店、どちらにとってもお祭り月なのだ。新台入れ替えは他の月よりも規模が大きく、そして還元率が高いのが通例。また、「落ちている金を拾うようなもの」と言われる新規グランドオープンやリニューアルオープンを、この時期に行うパチンコ店も多い。今回は、そんな12月の傾向を踏まえた最高の立ち回りを紹介しよう。

■等価交換店がある県を攻める

「コアなパチンコファンにとって“12月がアツイ!”は常識。となれば、交換率の差で打つ店を選ぶのも一つの戦術です」 こう解説するのは本誌で連載中の劇画『麻雀放浪記』で構成協力を務めるギャンブルライターの浜田正則氏だ。「クギが開けば、圧倒的にオイシイのが等価交換。12月が“出し”の月ならば、アガリのでかい等価交換店のある県を攻めるのは賢い戦略です」

 たとえば東京都は1玉4円で借りた玉を換金するときには約3.5円程度になる、非等価営業が主流だ。等価交換の地域だと2500玉を換金すると1万円になるのに対して、東京都だと8750円程度になる。これだけで1250円ほど損することになる。「今も千葉県や埼玉県、神奈川県はほとんど等価交換で営業しているので、東京都の人は遠征するのもアリです。石川県や山梨県、鳥取県、岡山県なども等価交換店が主流ですし、島根県や大分県、三重県、岐阜県、和歌山県、高知県、熊本県などにも、少ないながらも等価交換店が残っているようです」(浜田氏)

 この先、店側は消費増税のため、交換率を変動させることは必至。増税を機に等価店は絶滅する可能性もあるので、打ち納めとなる前に等価交換店に出向くのもいいかもしれない。

■営業時間の長短、水商売の女性が多い店に注目

 また、営業時間の長短に注目して、立ち回ってみても面白い。「師走は何かと忙しく、開店からぶっ通しで遊技できることは少ないため、良台が“空き台”になることも多い。この傾向は営業時間の長い地域ほど顕著になります。宮城県などは開店時間が8時で閉店時間が24時。夜の19時からでも5時間は打てるから、良台を探しやすい」(パチプロ)

 ちなみに営業時間の長い県は、8時30分〜23時の青森県、9時〜24時の三重県、9時〜23時30分の愛媛県、9時〜23時45分の沖縄県ということを覚えておきたい。

 それと、水商売の女性などが出向く店は、それだけで狙い目だという。「彼女たちは、あまり台について難しいことは調べずに打ちます。特に外国人の女の子は、パチンコやパチスロのことなんか全然勉強しないため、ムダ玉は打つし、コインは取りこぼす。それでもお構いなしに毎日通ってくれるので、店の売り上げノルマが容易に達成できるんです。さらに胸元や太ももがチラ見えする服で来るから、店が華やかになり、客が客を呼ぶ状態にしてくれます。そんな常連には店も情けをかけて、全体的に甘く調整していますね」(浜田氏)

 逆に、同じ水商売でも、ホストが出入りするエリアは警戒が必要。「彼らは平然として見せることが美学なため、どんなに負けても顔色一つ変えない。こうした客は、激サブ台で迎えるのが店の定石ですね」(浜田氏)

■イメージタレントを擁立したチェーンは鉄板

 そして、鉄板なのが新規にイメージタレントを擁立したチェーンだ。さるホールコンサルタント関係者が解説する。

「12月からイメージタレントを一新したり、新規で登用するのはよくあることです。そうした場合、そのタレント自身の沽券に関わるため、擁立後は、最低でも告知から1か月は、ほぼ確実に“盛った営業”になります」

■被災復興地復興支援にもなる

 最後に復興支援も兼ねた立ち回りを紹介しよう。「被災復興地エリアのパチンコホールは遠征してでも行く価値のある場。保険金や見舞金を手にした人、復興のために大挙して訪れた土木建築の職人など、太客でごった返すので、店は潤い、還元も太っ腹になります。また、最近のパチンコ店はクリーンなイメージ作りのため、換金しきれなかった端玉での募金活動やボランティアを積極的に行っています。勝っても負けても、現地でお金を落とすのが何よりの復興支援につながると言えるでしょう」(前同)

 何かと物入りな年末年始に備えて、師走のパチンコで勝ち切り、お年玉資金にしよう!

■北海道・東北・北陸地方の攻略

 雪国は屋内アミューズメントに対して好意的。パチンコに対してもギャンブルというより娯楽と捉えている傾向が強く、店側も積極的にテレビ番組のスポンサーになるなど、関係は良好。出玉の面でも総じて甘い。

■北関東の攻略

 かつて群馬県桐生市に平和、三共、西陣の3社が工場を構えて「東のパチンコ聖地」と呼ばれていたこともあり、群馬のパチンコは今なお、なかなかの活気。芸能人やパチンコライター(特に女子ライター)の来店イベントは、信頼度が鉄板だ。

■南関東地方の攻略

 等価交換をやめた東京都が散々な客飛び状態に陥った事態に青ざめたのが千葉県、埼玉県、神奈川県。かたくなに「等価交換」を手放さなかった、これらの隣県地帯は、年末に攻めたい地域である。

■中部地方の攻略

 パチンコの聖地・名古屋や、大晦日に24時間営業となる三重県は、年末にお祭り状態になる。また、東海といえば静岡は知る人ぞ知る「本場」で、むろん、ゲストイベント日はパチンコ、パチスロの調整も期待大。

■関西地方の攻略

 関西をはじめとする西日本は総じてユーチューバー(多くの場合はパチンコライター)をゲストに招いての「収録イベント」の“タネあり率”が高い傾向があるが、年末にはさらに信頼度が跳ね上がる。

■中国・四国地方の攻略

 中国、四国地方の各県は開店時間が9時と早い。師走は何かと忙しく、開店からぶっ通しで遊技できることは少ないため、良い台が「空き台」になっていることも日常茶飯事。この傾向は他の地域でも営業時間の長い地域ほど顕著になる。

■九州・沖縄地方の攻略

 熊本県が等価交換の発祥の地という説があることから分かるように、九州地方のパチンコは娯楽というよりもギャンブル色が強い。そのため、年末商戦中の12月のサービス戦争は熾烈を極める。沖縄県のホールの営業時間は9時~23時45分と、全国でも屈指の長時間営業なので、多様な攻め方ができる。

■浜田正則の12月パチスロ必勝術

 当初2021年1月末までに完全撤去予定だった高射幸性パチスロが、新規機種の相次ぐ検定落ちにより無期限延期に。当面シマが守られるうえ、設置予定だった新台購入費用が浮くことになりました。ホールは早速、いったんは撤去した『ハーデス』『バジリスク絆』等の再設置を年末のメインにした大盤振る舞いが予想されます。

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