西武が内海強奪!もっともヤバイ立場になった巨人関係者はダレ? (2/2ページ)

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その重圧に耐えた者でなければ務まらない」とのことで、第二期原政権のエースだった内海には、その資格が十分にあったわけだ。元巨人選手の書き込みは、引退後にも及ぶ大事件だと訴えていたのだろう。

 パ・リーグ出身のプロ野球解説者に今回の内海移籍について聞いてみた。

 「巨人の監督人事はともかく、西武球団の野球組織を経験するのは、絶対にプラスです。対戦投手のデータ解析は細かいし、選手に答えを教えるのではなく、考えさせるんです。たとえば、対戦投手の牽制におけるクセを教える際、実際の映像を見せ、スコアラーは『どう思う?』と聞き、選手が正解を出すまでトコトンまで付き合うというか。選手に考える力を養わせるんです」

 こういう話を聞くと、移籍は選手にとってプラスになるものも多いようだ。

 とはいえ、こんな指摘も聞かれた。

「内海移籍の発端となった炭谷のメンタル面が心配です。炭谷はマジメ、気配りのできるタイプですし、これから先、巨人選手に余計な気を使わなければいいのですが」(前出・スポーツ紙記者)

 原辰徳監督(60)はゼネラルマネージャー制を嫌い、チーム編成に関する権限を自身に集中させた。つまり、若手中心の名簿作成は原監督の指示であり、内海移籍となった場合も想定していたことになる。原監督に対する不信感に発展しなければいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)

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