ホリエモンの東大受験企画が田村淳の青学受験と違って批判されないワケ (2/2ページ)

アサ芸プラス

それに比べると『ドラゴン堀江』では番組企画への攻撃的な反応が非常に少なく、対照的な姿を見せています」(前出・ライター)

 それほどの違いを生んだ原因は何だったのか。ひとつには田村の基礎学力が低すぎて、青学受験をブチ上げること自体に不快感を覚える人が多かったことだ。番組では予備校の講師から集中的に講義を受けたにもかかわらず、センター試験では英語の得点が5割を切っていた。いくら「ビジネスセンスがある」「地頭がいい」と評されようとも、結局は大学受験に値する学力を備えていない姿を露呈したのである。

 そしてそれ以上に受験生たちを激怒させていた点について、同ライターが続ける。

「主な問題点は3つあります。一つは田村が発した『俺に当たり散らしても志望校には近づかないよ』というツイート。この一言で田村は多くの受験生を敵に回しました。そして二つ目は『本気で法律を学びたい』という受験の理由。それが本気なら合格見込みのない青学など目指さずに、Fラン大学など合格圏の法学部を受ければいい話で、法学に対する本気度まで疑われることになりました。そして三つ目は番組で“田村淳が人生を懸けた挑戦”と標榜していたにもかかわらず、今年は受験していないこと。つまりその言葉がウソだったことも露呈したわけです。そんな“なんちゃって大学受験”の田村に比べると、『ドラゴン堀江』のメンバーはいずれも本気で大学受験に取り組んだ経験の持ち主ばかり。どちらが受験生にとって共感できるかは、火を見るよりも明らかでしょう」

 せめて今年度もお忍びで青学を受験していたら、田村に対する評価も少しは変わりそうなものだが…。

(金田麻有)

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