気になる「体のツボ」全部押してみた!(1)「点」ではなく「面」で刺激する (2/2ページ)

アサ芸プラス

なので、ツボは『点』にこだわりすぎず『面』で刺激し、できるだけツボを含む周辺エリアをほぐしたほうがいい」

 こう言って石垣氏が挙げる、もみの“ターゲット”が、肋骨下の部分。まずは胸骨の下にある、骨がないポイントを確認。手をM字の形にして、指先を助骨内部に押し込む。さらに上半身を前に倒して5~10秒ずつ圧をかけていく。

「椅子に座るか、あぐらをかいて覆いかぶさると、やりやすいでしょう。ただ、痛みが強い場合は他に病気が潜んでいる可能性があるため、注意が必要です」

 さっそく、指示どおりに肋骨下を押してみる。するとしだいに体が温まって、確かに胃腸が軽くなった感じがする。中には便通が改善された人もいるそうだ。

 また、手首にあるいちばん太いシワから肘に向かって親指の幅約2本分の位置にある「内関(ないかん)」のツボをマッサージするのもいいという。

「体はさまざまなパーツがつながりを持っていますが、胃腸とつながっているのが、この内関。ここから経絡に沿って肘の少し下まで親指をスライドさせながら押したり離したりを繰り返す。これは胸焼けや胃もたれの改善などに効果があります」

「気になる「体のツボ」全部押してみた!(1)「点」ではなく「面」で刺激する」のページです。デイリーニュースオンラインは、石垣英俊週刊アサヒ芸能 2019年 1/3・10合併号飲酒ツボ肝臓カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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