全ては猫の為。2匹の猫だけのために月1500ドルの部屋を借りた家族(アメリカ) (2/4ページ)

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・娘が寮に入る為猫を預かったものの、先住犬と折り合い悪く

 ティナとルイーズは、グッドの18歳の娘ヴィクトリアの猫。ヴィクトリアが南カリフォルニアにあるアズーサ太平洋大学に入学することになったとき、新入生の寮に猫たちを連れて行くことはできなかった。

 そこで、父親に自宅で世話を頼んだ。事が複雑になったのは、グッドが婚約者と同居し始めたときだ。

 婚約者は犬を飼っていて、その犬を連れてきたのだ。

 ところが、猫2匹と犬1匹は険悪のムード。とにかく仲が悪く、とても一緒に暮らせる状態ではなかった。

 そこでカリッシュに頼み、部屋を貸してもらうことで、ティナとルイーズは安住の棲み処を得ることができたのだ。

 カリッシュは言う。「グッドが、”僕が君のところの部屋を借りたらどうだろうか?と訊いてきたんだ。僕がどういう意味だい?と訊くと、借主は人間じゃなくて、猫なんだ。猫だけをこの部屋に住まわせたい。僕は近くにいるから、毎日様子を見に行って世話をすることができるんだ” と言われて、思わず、本気か?と問いただした」


・キッチンはないが、キャットタワー、シャワー付き

 この1500ドルの部屋にはキッチンはないが、ティナとルイーズはとくに気にしていないようだ。広いスペ-スはあるし、キャットタワー、シャワーつきの浴室、アップルTVも完備されている。

 2匹は2018年の7月からここに住んでいて、グッドの家族が毎日エサをやり、トイレ掃除をし、猫の世話をしにくる。

 ヴィクトリアは大学が休みのときは必ずやってきて、猫たちと過ごす。
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