ジャニーズ事務所の看板グループで、ＳＭＡＰに代わる国民的アイドル『嵐』が２０２０年いっぱいで活動休止することが、１月２７日夕刻にファンクラブのサイトで発表され、日本中に衝撃が走った。

　同日の夜８時から５人そろって緊急会見が行われ、１時間２０分にもおよぶ長時間の会見となった。

　会見によると、２０１７年６月頃、リーダーの大野智（３８）から４人に対して、「活動に区切りをつけたい」と相談があり、その後話し合いを重ね、２０２０年末で活動休止という結論に至ったという。嵐については、以前から日刊大衆でも“東京五輪後の解散説”が出ていることを伝えていたが、これが現実のものとなってしまった。

「会見で嵐の５人は厳しい質問にも逃げることなく、正面から堂々と答えていました。世間から大批判が飛んだ、スポーツ紙記者による“無責任ではないのか？”という質問に対しても、櫻井翔（３７）が冷静な対応を見せました。１時間２０分もの間立ったままで、ときには笑いを交えて、見事に活動休止会見をやり遂げた彼らでしたが、実は、会見前にある指令が出ていたんです……」（女性誌記者）

　“ある指令”――それは、「メンバーに女性との交際に関する質問はしてくれるな」というものだったという。女性誌記者は続ける。

「ジャニーズ事務所の複数のスタッフから、“交際に関する質問はＮＧ”というお達しがあったそうです。だから、会見時間は８０分もあったのに、そうした質問は一切出なかった。嵐の解散説がささやかれだした際、彼らの結婚話が同時に浮上していたのですが、今回の会見でも、それについての質問が飛び出ることをジャニーズのスタッフは相当警戒していたようです」

　嵐といえば、松本潤（３５）は、２００５年のドラマ『花より男子』（ＴＢＳ系）で共演した井上真央（３２）と交際。一時破局説も流れたが、現在は交際順調といわれる。二宮和也（３５）は元アナウンサーの伊藤綾子（３８）と交際中で、昨年８月に『週刊文春』（文藝春秋）にモルディブへの婚前旅行が報じられた。相葉雅紀（３６）は一般女性との５年以上にわたる交際が報じられ、「ゴールインが最も近いのは相葉」（芸能プロ関係者）という声も出るほどだ。前出の女性誌記者は言う。

「メンバー全員、“僕らは嵐でいる限りは結婚しない”と周囲には話していたようです。ですが、大野は来年で４０歳。他メンバーも３０代半ばで、彼らの交際相手も結婚適齢期を迎えてきていることもあり、相手の女性のためにも活動休止という結論に至ったのではないかとささやかれています。会見では“ひとり欠けたら嵐じゃない”と、大野が“辞めたい”と切り出したことを強調していましたが、理由はそれだけではないでしょう。ましてや、今回の会見前にあった“交際質問ＮＧ指令”のことを聞いてしまうと、なおさらそう思えてくる。“大野がすべてを被る”かたちで、リーダーを中心にみんなが覚悟を決めた会見だったのでは、という声も多く出ています」

　今回、嵐の２０２０年いっぱいでの活動休止が正式に決まったことで、彼らの熱愛にも大きな動きが出てくるのだろうか。