サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「血統馬ジャンダルムを見直す」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

周知のように母ビリーヴ(高松宮記念、スプリンターズS)は典型的なスプリンター。父が長めの距離を得意としたキトゥンズジョイ(米芝牡馬王者)であっても、やはり2000メートル以上の距離は長かったということだろう。

 そのへんが陣営にはっきり認識されたことで、昨秋富士S(7着)、マイルCS(16着)と、マイル戦にホコ先を向けてきた。結果は悪いが、それでも前2走とも勝ち馬とはコンマ7秒差。大きく負けたわけではなく、巻き返しは十分可能ではないだろうか。

 池江寿調教師は「前2走とも体調面で本当ではなかった。馬体も重かったし、まだいい頃の覇気がなかった」と振り返り、「この中間は実にいい雰囲気。稽古の動きも素軽く、気持ちが前向きになっている」と状態のよさを強調する。

 ならば、変わり身があっていい。新馬-重賞の連勝は、ともにマイル戦。これだけの血統馬なら、マイル路線で名を成す可能性が大いにあるというものだ。

 母に似てしまいがしっかりしている馬。直線の長い東京コースは合わないわけがない。

 きさらぎ賞は、少頭数の競馬だが、逸材ぞろいで注目もの。わずかだが力量はダノンチェイサーが上位ではないか。

 どんな競馬になっても対応力があり、センスが光る馬。血統(母系)も文句なく、クラシック級と言っていい。

「サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「血統馬ジャンダルムを見直す」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2019年 2/7号ダノンチェイサージャンダルム水戸正晴競馬エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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