モツ煮はNG!?「食べてもいい」「食べてはいけない」居酒屋のツマミを大検証 (3/3ページ)
日本人が焼肉を食べるようになって以降、大腸がん患者が急激に増えているんですね。さらに、炭火焼きの場合、煙の中にもダイオキシンなどの発がん物質が含まれていますから、注意が必要です。もし焼肉を食べるのなら、絶対に焦がさないこと。あとは同じ赤肉でも、しゃぶしゃぶなら高熱で処理するわけではないので、オススメですね」(前出の岡田氏)
居酒屋の人気メニューの一つ、冷やし豚しゃぶサラダなら、肉を食べられるわけだ。逆に最悪なのは、唐揚げなど、肉類の揚げ物。
「高温で揚げると肉の脂分が酸化しやすくなり、体内で動脈硬化や老化の原因となる過酸化脂質が生まれます。たとえばハムカツです。塩分が多い加工肉に加え、それを高温で揚げ、甘い中濃ソースをたっぷりかけて食べる……。しかも、発色剤として使われる食品添加物の亜硝酸ナトリウムは、ニトロソアミンという発がん物質へ変化します。つまり、ハムカツは過酸化脂質、塩分、糖分、発がん物質という“負のカルテット”といえるツマミです」(前出の栄養士)
こんな話がある。2015年に一部週刊誌で、安倍晋三首相の健康不安説が報じられたときのこと。
「外出先で急にお腹を壊し、“早くトイレに行きたい”という総理のため、途中の信号をすべて青に強制変更したという噂が流れ、“職権乱用だ!”と批判を浴びました。そのとき総理は、行きつけの上野(東京)の食堂でハムカツを食べていたといわれているんです」(全国紙官邸担当記者)
一国の総理のスキャンダル(?)の原因ともされるハムカツ。だが、実はまだまだ“絶対に食べてはいけない”とされているツマミがある。
現在発売中の『週刊大衆』3月4日号では続けて「食べてはいけない」「食べてもいい」ツマミについて徹底検証。元祖・B級グルメライターの田沢竜次氏をゲストに招き、東京・神田駅ガード下の大手居酒屋店で健康的かつおいしく食べられるツマミをチョイスしてもらうなど、即役立つ健康情報を特集している。