菅田将暉『3年A組』“ピー音”演出に「ダサ過ぎる」「一気に冷めた」

まいじつ

菅田将暉『3年A組』“ピー音”演出に「ダサ過ぎる」「一気に冷めた」

3月3日にドラマ『3年A組』(日本テレビ系)第9話が放送された。主演の菅田将暉が事件の真相をすべて明かす場面がこの日のハイライトだったが、その描写を巡り視聴者は不満をあらわに。SNSにも「モヤモヤする」との書き込みが相次いだ。

菅田演じる主人公の美術教師・柊が、卒業間近の生徒を人質に取って学校に立てこもりながら、自殺した生徒・景山(上白石萌歌)の「死の真相」を探らせるストーリー。第9話では冒頭、場面が3年後の3月9日にタイムスリップ。3年A組の生徒たちがかつての学び舎に集合し、過去を懐かしんだ。同時に柊の遺影が飾られ、柊が生徒の卒業と同時に死んだことが示唆された。

そして再びストーリーは3年前の3月9日に戻った。柊は教壇に立ち、景山の死の真相を語り始めた。「景山を殺した本当の犯人は…」と口を開くと、生徒は固唾をのんで見守った。

肝心の「告白」の場面でまさかの「ピー音」

しかしここで、ドラマの演出により柊の声が消えた。いわゆる〝ピー音〟のような手法で、柊の発言が隠されることに。また、生徒を人質に取った理由を説明する場面でも〝ピー音〟を挿入。柊の告白は生徒の心を動かすものであったことがうかがえたが、視聴者は真相が全く分からず混乱。

このまま真相が明かされるのは最終回にずれ込むかと思いきや、ドラマ終盤では景山の親友だった茅野(永野芽郁)が、「私が殺した」と告白するシーンも。真相が分かるようで分からない展開に視聴者はモヤモヤしたようだ。

ツイッターには「斬新なシステム過ぎる」と一定程度評価する声があった一方で、

《読唇術ができないから、ホンボシが分からない》
《もったいぶり過ぎだし、ピーみたいなモザイク入れるなよ》
《ここでピー音? 1週間待たなきゃいけないの? そりゃないよ》
《ドラマでこの演出はないわ。ダサ過ぎる》
《これはない。一気に冷めたわ》

と批判する声も相次いだ。

SNSを沸かせる仕掛けは巧妙だが、やり過ぎだったかも。

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