小川彩佳アナ『NEWS23』禁断移籍、スタッフ「なんでもやる!」ワケ (2/2ページ)
故筑紫哲也さんがキャスターを務めていた時代は、二桁に近い視聴率を稼いでいた同番組も、最近では平均3~5%と低迷しています。これ以上、視聴率が下がると、番組打ち切りということにもなりかねません。小川アナの獲得に批判はあるでしょうが、スタッフたちは、掟破りだの禁じ手だのと言われても“起死回生のためできることはなんでもやってやる”と意気込んでいます」(制作会社関係者)
『NEWS23』スタッフが、なりふり構わぬ作戦に出た大きな理由の一つに「報道局の牙城を守りたい」という思いがあるといわれる。
「ホラン千秋(30)がキャスターを務める、TBSの夕方のニュース番組『Nスタ』は、そこそこの視聴率をキープしているのですが、実は、この番組は報道局と情報局の共同制作。現在、報道局が単独で作っている“番組”は『NEWS23』しかありません。何がなんでも、この番組を維持したいというのが報道局スタッフの思いだといいます」(前出の制作会社関係者)
その背景には、「筑紫さんの作った番組を自分たちが潰してはいけない」という思いもあるという。
「番組の命運を保つために、それまで『NEWS23』と同時間帯のライバル『報ステ』のメインキャスターで評価が高かった小川アナを狙って“強奪”した、という話もありますからね。テレ朝への不義理なんて言われても、知ったこっちゃないというのが本音でしょう」(前同)
そこまでして獲得した小川アナで始まる、新たな『NEWS23』。その命運はいかに――。