今や高値で取引されるBMW・02シリーズの歴史を振り返る!前期2002Tiから後期ターボまでスペックを解説! (2/5ページ)

イキなクルマで

車体上部の屋根を潔く取り払ったスタイルは現代でも通用する美しいフォルムで、ファンを虜にしました。

エンジンも1600ccの高回転型エンジンを搭載し、屋根の無くなった構造で軽量化されたボディと相まって、走りの面でも多くの支持を集めたモデルです。

2002のカブリオレ版はトップカブリオに

同じカブリオレ形式の車体は後に発売となったBMW2002にも引き継がれました。

2002の特徴は1600-2のカブリオレの泣き所であったボディ剛性の弱さをカバーするために、同じオープンタイプではあるものの、1600-2では採用されなかった「タルガトップタイプ」を採用した点です。

タルガトップの採用によってボディの剛性は飛躍的にアップし、強化された2000ccのエンジンや大型化されたブレーキディスクの力をかりて、1600-2より一回りも二回りも進化した走りを実現しました。

1.8リッターエンジンの1802追加、インジェクション仕様の2002Ti登場

引用元:https://www.mecum.com/lots/CA0813-168487/1973-bmw-2002-tii/

前期の中のモデルチェンジとして大きな変化として挙げられるのは、中間グレードの1802の発売と同時に発表された、2002Tiの登場です。

これまでのモデルは燃料の供給をキャブレターに頼った構造を有しており、使用環境の変化等でどうしてもセッティングに癖がありました。2002Tiに初搭載されたインジェクション方式により、その問題は大きく改善します。

インジェクションを手に入れた排気量2000ccのエンジンは、これまで苦手とした低速域でも十分なトルクを発揮し、これまで以上にスポーティな走りに磨きがかかりました。

■角テールが特徴の02シリーズ後期モデル

様々なモデルが発売となり話題を集めたBMW・02の前期モデルに続いて発表となった後期モデル。前期モデルとの最大の違いはテールランプが丸い形から四角へと変化した点です。

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