広瀬すずと広瀬アリス、春ドラマ“姉妹対決”の行方 (2/2ページ)

日刊大衆

 一方で、先にブレイクした妹すずの裏で、地道に評価を獲得してきたのが姉の広瀬アリスだ。すずより3年早く『Seventeen』でモデルデビューすると、10年のドラマ『明日の光をつかめ』(フジテレビ系)でヒロインを務め、女優に転身する。しかし以後は数多くの作品に出演しながらも、“広瀬すずの姉”という見方をされる時期が長く続いた。

 その評価を大きく変えたのは、17年下半期の朝ドラ『わろてんか』だろう。リリコという元気のいい女芸人を等身大で演じ、コメディエンヌとしての評価を一気に高めることになった。滝藤賢一(42)とのダブル主演が話題となったドラマ『探偵が早すぎる』(日本テレビ系)では、顔芸やリアクション芸も披露し、美人ながら笑いもとれる実力を証明した。

■広瀬すずと広瀬アリスは路線が違う?

 昨年は4クールすべてのドラマに出演と、若きバイプレイヤーとして引っぱりだこの状態で、姉妹の女優としての評価が逆転したのではという声も少なくない。この4月には月9『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』(フジテレビ)に出演するが、初の医療ドラマ挑戦となるだけに、広瀬アリスの演技に注目が集まる。

 国民的女優に一直線の妹、すずと、演技派として業界が熱視線を送るアリス。一見するとライバル関係にある2人だが、実は大の仲良しだ。2人の写真を展示する写真展を開催し、これにそろって来場したり、広瀬すずのインスタグラムにアリスが映る機会も多い。2人とも女優として切磋琢磨しているのだろうが、正統派のシリアスな演技を得意とするすずと、コメディエンヌとして人気者になったアリスは、お互いをライバルとは意識していないように思われる。

 ここ数年で姉のアリスが盛り返してきた姉妹対決だが、この春スタートの注目ドラマの人気次第では、また評価がひっくり返る可能性もある。いずれにせよ、この春、2人の演技から目が離せない!

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