SMAPか、織田裕二か? 芸能界「平成長者番付“俳優部門”」大発表!
1989年から2019年の30年間、いま振り返れば様々な芸能人がテレビに出ていた。平成のテレビ史に残るスターたちはこの30年間で一体いくら稼いだのか?
バブルから不況を経て、いまも生き残る芸能人たちの平成懐事情を探る!!
◾️俳優部門TOP1
平成30年間で稼いだ推定額
56億332万円
平成とはSMAPの時代であった……!!
次頁以降の2~4位の面々を見ても分かるが、平成の男性俳優はSMAPのひとり勝ち状態だ。なかでもトップはリーダーの中居正広で、2000年以降の収入は半端ない。
2002年の長者番付「俳優・タレント部門」では5年連続1位だった石橋貴明を抑えて1位をもぎ取っている。「中居の場合、ほかのSMAPメンバーよりもバラエティ番組のMCをできたことが一番大きい。例えば2002年はレギュラー番組7本、ラジオ3本、映画『模倣犯』に主演。CMもSMAPとして2本、個人では5本というとんでもない仕事量をこなしている」(芸能ライター)
芸能界一の仕事大好き人間でもある!?
◾️俳優部門TOP2
平成30年間で稼いだ推定額
46億6602万円
俳優業に絞ってキャリアを重ねた平成の高視聴率男
中居正広に次いで2位にランクインした木村拓哉。中居のようにバラエティ番組の司会などをやっていないことが敗因であるが、
「1999年には2億640万円も稼いでおり、俳優部門では11位。この年は主演ドラマ『ビューティフルライフ』(TBS系)が最終回で、視聴率41.3%という偉業も成し遂げています」(芸能ライター)
CMのギャラも当時は1本1億円と超高額ながら「JRA」や「TBC」など5社に出演。「中居と違って、木村は俳優として着実に実績を積んでおり、今年公開の映画『マスカレード・ホテル』もすでに興行収入が37億円を突破するなど、相変わらず絶好調ですね」(前同)
◾️俳優部門TOP3
平成30年間で稼いだ推定額
36億7466万円
役者としてのバリューがアップしたSMAPのナンバー3
中居正広、木村拓哉というSMAPツートップにしっかり追随している草なぎ剛。「1998年から一気に年収がアップ。その前年に主演連続ドラマ『いいひと。』(フジ系)が大ヒットして、同ドラマによって『ドラマアカデミー賞 主演男優賞』も受賞。ひとりの役者として認められたことが大きい」(芸能ライター)
さらに2003年には主演映画『黄泉がえり』、主演ドラマ『僕の生きる道』も大ヒット。
「その結果、2004年の長者番付は2億7148万円。キムタクは2億7168万円。わずか20万円の差まで迫っています」(前同)
◾️俳優部門TOP4
平成30年間で稼いだ推定額
19億239万円
CDや本……役者以外での収入で4位に滑り込み
俳優としてはパッとしないものの、思わぬ“当たり年”で稼いできたのが香取慎吾。「香取の場合、収入の変動が激しい。ドラマにもたびたび出演しているものの、どれもヒットせず。その一方で、2000年に慎吾ママ名義の『慎吾ママのおはロック』がミリオンヒット。莫大な歌唱印税が入り、翌年の長者番付では草なぎ剛を抜いて、1億9300万円を記録しています」(芸能ライター)
また、2003年にはダイエット本がベストセラーになるなど、俳優業以外の収入が多いのだ。
◾️俳優部門TOP5
平成30年間で稼いだ推定額
17億4434万円
『踊る大捜査線』ブームで荒稼ぎ!?
やや「消えた芸能人」になりかけていたが、昨年に『東京ラブストーリー』(フジ系)以来、27年ぶりに鈴木保奈美とドラマで共演。久し振りに話題になった織田裕二だが、平成の30年間を通せば、SMAP勢を除いて俳優としてもっとも稼いでいるのだ。「織田は映画『踊る大捜査線』でバカ稼ぎしましたからね。自身が歌う主題歌も大ヒットして、関連グッズの収入もかなりの額になるはず。また、自分の出演する作品の企画や脚本にも関わっているので、その分の収入もあると思います」(芸能ライター)
現場では口うるさいと評判の織田だが、口を出すことでちゃっかり稼いでいた!?