ＮＨＫの連続テレビ小説『なつぞら』は、元号が令和に変わってからも注目度が高いまま。ヒロインのなつ（広瀬すず／２０）の幼なじみ、天陽を演じる吉沢亮（２５）など、とにかくイケメンぞろいで女性から熱い視線を浴びているのだ。ＳＮＳでも「イケメンが次々と出てくる」「もう、イケメンだらけで逆に重い」と、あまりのイケメンの多さに疲れている人もいるぐらい。ここでは５月４日の放送を振り返って、そのメンツを確認してみよう。

　上京して、生き別れになっていた兄の咲太郎（岡田将生／２９）との再会を果たしたなつだったが、その後、咲太郎は窃盗の罪で逮捕されてしまう。さらに咲太郎には１０万円もの借金があったという事実も発覚。そんなときに、なつの元に咲太郎から手紙が届いて……。

　この週では、岡田将生が登場して話題となった。タップダンスの披露、なつとの感動的な再会、そしてまさかの投獄シーンと、いろいろな岡田将生の表情が見られて、ファンにはたまらなかっただろう。とはいえ、イケメンの波はこれで止まらない。吉沢亮、岡田将生以外にも、続々とイケメンが登場するのだ。

　５月６日の週では、なつにアニメーションの世界を教えた２人、アニメーターの仲努を演じる井浦新（４４）と天陽の兄、山田陽平を演じる犬飼貴丈（２４）も文句なしのイケメンだ。

　映画『ピンポン』などで知られる井浦はすでに知名度が高い俳優だが、犬飼はこの作品で初めて見たという人も多いだろう。彼は２０１７年『仮面ライダービルド』（テレビ朝日系）で主演した注目の若手だが、昨年は『獣になれない私たち』（日本テレビ系）にも出演するなど、ブレイク寸前。『なつぞら』でも登場するなり「犬飼くんめっちゃかっこいい」と、その登場を喜ぶ声がＳＮＳにあふれていた。今後の活躍から目が離せない。

■なつと結ばれるのは中川大志が本命？

　今後、アニメーターになったなつが出会う同僚たちも、イケメンぞろいだ。アニメの監督見習い、坂場一久には中川大志（２０）、なつの後輩となる神地航也には染谷将太（２６）と、有名俳優の起用がすでに決まっている。なつのモデルとされる、アニメーター奥山玲子の夫も同じアニメーターだっただけに、なつのハートを射止めるのはこの２人かも？

　中川大志は近年、注目の若手イケメンでドラマ『賭ケグルイ』（ＴＢＳ系）などで人気を博している。広瀬すずとはシーブリーズのＣＭで長く共演していただけに、『なつぞら』でカップル復活となるか注目が集まる。

　染谷将太は来年の大河ドラマ『麒麟がくる』で、主人公、明智光秀（長谷川博己／４２）と相対する織田信長を演じる、若手の実力派。今回が朝ドラ初出演だが、いきなりヒロインの夫という大役をまかされても驚かないだけのビッグネームであり、ＮＨＫからの期待も大きいハズだ。

　このほかにも清原翔（２６）や山田裕貴（２８）など、とにかくイケメンばかりが登場する朝ドラ『なつぞら』。ドラマ放送開始からまだ１か月ちょっとだが、なつが誰と結ばれるのか、今から楽しみだ。（朝ドラ批評家・半澤則吉）