子供の頃ポケモンのゲームに熱中していた人の脳には「ポケモン領域」がある(米研究) (4/5ページ)

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 「この結果は、物体の認識に関して、脳がこれまで考えられていた以上に特化した領域を発達させられるということを示しています」とゴメス氏は説明する。

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・ゲームの脳に対する影響は他の経験と変わらない

 ゲームが子供の脳に妙な影響を与えやしないか心配する親御さんのために言っておくと、いかなる経験も脳には影響するものなのだそうだ。

 ゴメス氏によれば、脳とは新しい経験に対して適応するようできているもので、若い頃ならばなおさらなのである。

 子供時代にポケモンゲームをやりこんでいたことで脳に悪影響を与えたという証拠はでていないそうだ。

 ちなみに今回の研究に参加してもらったポケモン上級トレーナーたちは、博士号持ちだったり、グーグルのような大企業で働いていたりとエグゼクティブな人ぞろいだった。

 さて、この研究結果は、ゲームボーイ時代のロールプレイングのポケモンゲームの話だ。当時の子供たちはそれこそほぼ一日中、親の目を盗んでプレイしていたものだが、最近の子の場合はどうなるのだろう?ポケモンGOなどの他の種類だとどうなる?さらなる研究が楽しみだ。

 ポケモンの種類もえらい増えたし、複雑化しているので、今の子供たちのほうがすごくなってるかな?1世代(赤・緑)のポケモンの種類は151匹だったけど、7世代(サン・ムーン)は802匹もいるしな。
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