２０１９年２月２０日放送の『有田哲平の夢なら醒めないで』（ＴＢＳ系）で、元ＨＫＴ４８の菅本裕子が自身の月収について１０００万円を超えたことを明かし、話題となっていた。

　１２年８月にＨＫＴを脱退した菅本はその後、個人でアイドル活動を始めたものの、徐々に仕事がなくなりニート生活に転落してしまったという。だが、ネットで“モテメイク動画”を配信するようになると、これが大当たり。さらに、現在はユーチューバーやタレントを２０人抱える芸能事務所の社長としても活躍しているのだとか。菅本から月収１０００万円超えが明かされると、ＭＣを務めるくりぃむしちゅーの有田哲平をはじめ、共演者たちはその稼ぎっぷりにどぎもを抜かれていた。

　元なでしこジャパンでタレントの丸山桂里奈も、自身の収入をテレビ番組で明かしていた。１９年２月１４日放送の『ダウンタウンＤＸ』（日本テレビ系）で、ＭＣの浜田雅功から「選手時代と今だったら、今のほうがお給料的にはいいんですか？」と質問された丸山は「おぞましいぐらい」と、収入が爆発的に上がったことを独特の言葉で表現。

　続いて、現在の収入が選手時代の何倍になったかという質問には、「月（の収入）だと、ピンポイントは難しいんですけど、２９０から３００（万円）ぐらいなんで」と具体的な月収を明かし、スタジオを騒然とさせた。“ぶっちゃけタレント”らしい丸山の告白に、浜田が「値段言っちゃったよ」と驚くと、丸山は具体的な金額を明かすつもりはなかったようで、「何倍だろうって考えてたら、数字が出てきちゃった」と苦笑いを浮かべていた。

　昨年１２月に一般男性と結婚したフリーアナウンサーの高橋真麻は、元同僚の女子アナたちの収入を明かしていた。１９年１月１９日放送の『有吉弘行のダレトク!?』（フジテレビ系）に出演した高橋アナは、フリーアナの収入事情に関する話題になったところ、「（元フジテレビの）高島彩さんの話を聞いてたら、（会社員のときより）マルが１個違いましたね」とフリーになって成功した高島アナの収入を暴露。さらに、高橋アナは後輩である加藤綾子アナの収入についても言及。「カトパン、私の７倍」と加藤アナとの収入格差を嘆いていた。

　１７年１０月４日放送の『良かれと思って！』（フジテレビ系）で、年収を告白したのが、モデルでタレントのダレノガレ明美。住んでいる豪華マンションの話題になり、共演した劇団ひとりから「いくらぐらい年収があれば、（部屋を借りるときの）審査に通るんですか？」と質問されたダレノガレは、審査のときに「（月収が）家賃×３か月分あれば」と言われたと明かした。

■ダレノガレ明美は商品プロデュースで荒稼ぎ

　それを聞いた芸能レポーターの長谷川まさ子氏が「５０００万円？」「６０００万円？」とダレノガレに年収を確認し始めると、ダレノガレは「６０００（万）はあります」と素直に答えた。なんでも、美容・健康ドリンクなどの商品をプロデュースし、それらがヒットしていることが高年収の理由なのだという。ツイッターで２０９万人、インスタグラムで１３７万人のフォロワー（１９年４月現在）を持つダレノガレだけに、その影響力は大きいようだ。

　ＩＫＫＯや和泉元彌のモノマネでブレイクしたにもかかわらず、意外なほど月収が低かったのが、お笑いコンビのチョコレートプラネットだ。１９年２月１４日放送の『櫻井・有吉ＴＨＥ夜会』（ＴＢＳ系）に出演したとき、テレビ出演本数が１７年の１００本から１８年は２１９本と倍増したのに、１９年１月の月収はたったの５０万円しかなかったと明かした。

　それに驚いたＭＣの有吉弘行が「ＩＫＫＯさんに権利（料）払ってるとかじゃないでしょ？」と冗談を飛ばすと、ＩＫＫＯのモノマネをしている松尾駿は「だとしたら納得ですけど」と肩をガックリ落としていた。

　芸能人といっても稼ぐ方法はさまざま。特に近年は、テレビ番組の制作費が削減され、出演者のギャラも右肩下がりといわれており、テレビ出演だけで大きく稼ぐのは難しくなっているようだ。