「優柔不断な彼」の背中を押す方法 (2/3ページ)
「結婚するなら彼女だろうなと思ってはいるんだけど」と言うのに、なぜゴールインへ踏み切らないのでしょうか。
実はその理由は、「いまだ! というタイミングがないので、切り出す理由が見えない」というものでした。恋人のままでもじゅうぶん楽しいので、双方の親へのあいさつや披露宴の手配などで忙殺されそうな結婚にしり込みしてしまうのです。
特に、仕事で多忙なときには、結婚のあれこれは、避けたがるのです。
■ベストなタイミングはいつ?
それでは彼らの言う「ベストなタイミング」とは、どんなときなのでしょう。
実は、「彼女の誕生日」にプロポーズをする人が多いのです。バースデーにはもともと、プレゼントなど、彼女が喜びそうなものを用意しているもの。それにさらにサプライズで彼女をもっと幸せにするために、プロポーズを用意するのです。
ただでさえ喜んでくれる彼女にさらにおいうちをかけ、感激で涙してくれたら、彼は大満足し、結婚を決意してよかった、と思うはず。「自分はひとりの女性をこんなにも幸せにできる男なのだ」という誇りこそが、男を燃えさせるのです。
このドラマティックなシーンが心にあるからこそ、この先のさまざまな手続きにも立ち向かえる気になれるのでしょう。
◇バースデーにプロポーズしてくれない彼の心理
「でも私の彼は、バースデーの時にプロポーズをしてくれなかった……」とため息をつく女性も少なくないでしょう。それはもしかしたら彼なりのタイミングではなかったのかもしれません。
何人かの男性は「彼女が30歳になったから」などと、年齢に区切りがつくころに決断をします。人によっては「彼女が30になる前に」と、29歳の時にプロポーズをすることも多いもの。
ここで先ほどの、プロポーズ待ちのK美さんの話に戻りますが、彼女もバースデー・プロポーズをしてもらえないひとりでした。でもその原因は彼女にもある、と私は思います。
K美さんは「私たちってこれからどうなるの?」と彼に何度もたずねたり、「友だちのなかで結婚してないの私だけなんだよ」と訴えてみたりと、彼にプレッシャーをかけていたのです。