ジャガー・XJの誕生50周年!英国流のフラッグシップスポーツサルーン初代から最新のXJR575までの歴史を辿る! (6/6ページ)
マイナーチェンジによりスポーティなバンパー形状のX358に
2007年のマイナーチェンジによってジャガー・XJ X358が登場。X350よりも全体的に厚みがあり、よりスポーティな印象です。
■ジャガー・XJの歴史(X351)出典元:http://trusty-corp.com/gallery/x351-xj-luxury-whitebeige-leather-sheet/
伝統と革新のベストバランスを追求し、新たなXJシリーズが誕生しました。
丸目を廃した新しいデザインに、スーパースポーツは510馬力に2009年のフルモデルチェンジによって誕生したのがジャガー・XJ X351です。
XJシリーズのヘッドライトは、XJ40で一旦角型に変更されたものの不評に終わり、続くX300で丸型に戻されました。丸型ヘッドライトは長く続くXJシリーズの伝統ともいえるでしょう。
X315は丸型ヘッドライトやジャガーらしさの象徴であるロングノーズといった「古きもの」を廃し、全く新しいXJシリーズとなりました。
ジャガーのサルーンでは居室容量最大を誇ります。更にパノラミックサンルーフによって空間に広がりを持たせることで、贅沢で余裕のある乗り心地が味わえます。
550馬力までチューンしたV8スーパーチャージャーのXJR追加X351のAJ-V8 Gen IIIエンジンにスーパーチャージャーを搭載したXJRは、ついに最大出力550PS、最大トルクは69.3kgmに到達しました。
最新型はXJ史上もっともハイパワーモデルのXJR575XJRのAJ-V8 Gen IIIエンジンの制御ユニットを改良することにより更に進化したモデルがXJR575です。その名の通り、最大出力は575PSを実現しています。
パワフルであってもラグジュアリーサルーン。静音性や制振性の高さはこれまでのXJシリーズの良き伝統を受け継いでるといえるでしょう。