サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「穴はサングレーザーの末脚!」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

 昨夏、札幌記念でダービー馬マカヒキを破り快勝、続く天皇賞・秋でレイデオロの2着。これで味をしめてか、GI香港カップに挑み、見せ場を作ったものの4着。そして前走・大阪杯は、後方のまま12着と敗れ去ったが、3カ月半ぶりの実戦で体調が整わず、まず参考外にしていいだろう。

 立て続けに2000メートルの距離を4回使ったわけだが、やはりこの馬は本質的にマイル戦がベストなのではなかろうか。

 昨春のマイラーズCでモズアスコットを一蹴、レコードで快勝したほどの馬。周知のように強烈な末脚が身上で、直線の長い東京でのマイル戦は、この馬にとっては願ったりの舞台と言っていい。今回は見直すべき一戦ととらえるべきだろう。

 昨年の安田記念はモズアスコットに巻き返され5着に敗れたが、レース前からやや落ち着きを欠いていたことを思うと“2走目のポカ(2走ボケ)”だったとみることもできる。それでもモズアスコットとの差はコンマ2秒。一昨年のマイルCSは、勝ったペルシアンナイトにコンマ1秒差の3着。マイル戦の適応力は推して知るべしだ。

 ゼンノロブロイ(04年、天皇賞・秋-JC-有馬記念とGI3連勝)など、近親、一族に活躍馬がズラリといる良血。良馬場条件にチャンスは十分とみた。

 穴馬はもう1頭、ロジクライもおもしろい。東京コースは〈2011〉と相性は抜群。こちらはディープインパクトが一族にいる血筋で、大駆けがあっても不思議はない。

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