安倍政権「失言防止マニュアル」を斬る(1)上西小百合も「論外」と批判 (2/2ページ)

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また、国会議員にはご高齢の先生方が多く、ジェンダーやLGBTのような性の多様化についていけていません。パワハラや性的ハラスメントの意識も低く、永田町ではいまだに『女のくせに生意気だ』と思っている議員がいるのが現実です」

 衆院議員時代の14年に、自民党の大西英男衆院議員(72)からハラスメント的やじを浴びせられたり、タレント転身後、言動が何かと注目を浴びる上西小百合氏は、経験談を交え一刀両断する。

「社会人が日常会話の中でも気をつけていることが多く書かれていますから、こんなことを念入りに説明しなければ表に出せない政治家は論外。私の場合は『切り取られる』というか、『シャネルの服は着てません』とか『ズル休みしてません』とか何度説明してもなかなか伝わらなかったですね、キャラの問題でしょうか(笑)。冗談めかして発信したメディアやツイッターでの内容が『猛批判』など過激な見出しをつけられ、そんなつもりじゃなかったんだけど‥‥と思うことも」

 マニュアルは失言の回避策として、「句点(。)を意識して、短い文章」や「『危ない表現』を確認」と指南している。そんなことまで指導されるとは‥‥。国会議員の質は、国民が考える以上に劣化しているのだろう。

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