巨人次期監督「ポスト原に上原浩治」急浮上! (2/2ページ)

日刊大衆

原監督は、落ち目のチームを押しつけてしまった由伸に、もう一度いい形でユニフォームを着せたいと思っているようです。一方、読売グループの上層部では、いまだに松井秀喜待望論が根強い。また、現役選手の中に、すでに“監督手形”が約束された阿部慎之助もいます」(前同)

 そこに、誰もが想像していなかった「上原」の名前が加わったというわけだ。

「実は読売グループの最高首脳が原監督の後継者候補の一人として、上原を挙げたというんです。しかも、これは上原が引退発表する前のこと。引退に際してのリップサービスではありません」(前出の球団関係者)

 考えてみれば、上原は、長い歴史を誇る巨人でも屈指の大エース。これまで候補でなかったのが不思議なくらいだ。

「上原といえば“雑草魂”。浪人して大学に進学した苦労人で、反骨心が強い。エリートぞろいの巨人には珍しいタイプなので、監督向きではないと考えられていたようです」(前同)

 ただ、メジャーから日本に帰ってきた上原は、以前の評価を一変させたという。

「抑えてベンチに戻ってくると、チームメイトと激しくハイタッチ。阿部や澤村といったベテランにも容赦しないから、ベンチも一気に盛り上がるんです。そんな上原の姿に、上層部はリーダーシップと指導者の資質を感じたようです」(同)

 そんな上原がプロ入りしたのは1998年。巨人を逆指名しての入団だった。だが当初、巨人には上原獲得の予定はなかったという。

「巨人の編成部長が、当時世界最強といわれたキューバ代表との試合を視察した際、日本代表でものすごい投球をしたピッチャーがいた。それが上原でした。この投手は絶対獲らなくてはいけないと、そこから急遽、方針を変更したんです」(ベテラン記者)

 上原をめぐっては、すでに日米で激しい争奪戦が勃発していた。大きく出遅れた巨人の逆転は難しいと思われた。そこで動いたのが、当時の監督、長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督だった。

 6月3日発売の『週刊大衆』では続けて上原浩治“監督待望論”について詳報している。

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