【世界の図書館】オーストラリア国内で最も古く美しい公共図書館、メルボルンの「ビクトリア州立図書館」 (2/3ページ)

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例えば、1913年(大正2年)にオープンした「ドーム状のリーティングルーム」。2003年(平成15年)に「ラ・トローブ・リーディングルーム(La Trobe Reading Room)」と改名されましたが、ドーム内は8角形の空間になっており、100万冊の本が貯蔵されています。

この部屋だけで600人が収容できますほどの大きさのドームは、1913年完成当時、世界最大の規模を誇っていました。

このリーディングルームには本を読むだけではなく、チェス盤が置いてある机があり、おしゃべりをしながらゲームをしている人もいます。

実はこの図書館には「チェスルーム」があり、そこにはチェスの歴史、研究、練習のためのざまざまな材料が置かれ、世界で3つのうちの1つである公共チェスコレクション「アンダーソン・チェス・コレクション」が保管されています。

しかし、チェスルームは2017年から一時的に閉鎖中のため、「ラ・トローブ・リーディングルーム」にてチェス盤とチェス駒が利用できるように設置されています。

もしオーストラリアのメルボルンを訪れたのなら、観光やビジネスの途中で、こちらの図書館に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

「知は力なり」という言葉の源ともなる書を異国の地で紐解けば、きっとそこには新しい旅を楽しむためのエッセンスが見つかるに違いありません。

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