石田ひかり26年ぶりフジ月9出演の“裏”にNHK勤務夫の責任問題!?
女優の石田ひかりが、フジテレビ7月期の〝月9〟ドラマ『監察医 朝顔』にレギュラー出演することが分かった。石田は、女優の上野樹里演じる新米法医学者・万木朝顔の母・万木里子役として、1993年10月期の大ヒット作『あすなろ白書』(同系)以来、26年ぶりの〝月9〟出演となる。
かつてのトレンディー女優の出演に、ネット上では、
《あすなろ以来かぁ、キムタクと共演してたよね》
《お母さん役もほっこりしていてかわいい》
《知らない女優よりもむしろ安心して見られるよね。今から期待してます》
など、大きな反響を呼んでいるが、一方で「石田ひかりって誰得だよ!」「いいかげん、昔の女優出さないでほしいわ」「えっ、石田ゆり子じゃないの? 妹いらねー」など、辛らつな意見も聞こえてくる。
「最近では、石田の他にも鈴木保奈美、和久井映見、山口智子など80~90年代に活躍した女優をキャスティングするドラマが増えています。程よい人気と知名度も高いことから、中高年視聴者ウケを狙っているのでしょう。一方で、若年層からは『誰?』『今さらだよね』という声も上がっています。約30年ぶりにNHK朝ドラ『なつぞら』に出演した山口の場合は、懐かしさよりも、いまだに進歩しない演技力に、逆に非難の声が殺到しました。石田の出演もただの話題作りにならなければいいのですが…」(エンタメ誌記者)
『いだてん』の低視聴率が石田を復帰させた?
石田は92年、NHK連続テレビ小説『ひらり』で大相撲好きのヒロインを演じ、その後、『あすなろ白書』で木村拓哉の相手役を務め大ブレーク。その人気もあって92、93年と2年連続で『NHK紅白歌合戦』の司会を務めた。しかし、2001年に結婚し、2人の子どもをもうけてからは、徐々にメディアへの出演も減っていき、子育てを優先する生活に変わっていった。そんな子どもたちも大きくなったことから、女優業を本格的に再開したようだ。
「最近は1年に1回程度のドラマ出演でしたが、〝月9〟再デビューということからも、いよいよ本格的なドラマ復帰を決意したようです。2人の娘が大きくなり、手が掛からなくなったこともありますが、一番の理由は夫のNHKプロデューサー訓覇圭(くるべけい)氏の進退問題でしょうね。訓覇氏は2013年の『あまちゃん』をプロデュースしたことで知られる敏腕テレビマンとして有名ですが、現在、制作統括をしている『いだてん』が大河ドラマ史上最悪ともいえる低視聴率を続けており、責任問題に発展しています。52歳という年齢からも子会社出向などの可能性は否定できません。子どもの進学などを考えると、石田が復帰するのが一番ということでしょう」(同・記者)
石田の家庭の事情と、フジテレビの思惑が一致した結果の〝月9〟復帰というワケか。石田にはくれぐれも視聴者の期待を裏切らない演技力を見せてほしいものだ。