血圧の新常識「腎臓さすり」で数値を正常化する(2)血圧に効く9つのツボとは (2/2ページ)
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血圧の新常識「腎臓さすり」で数値を正常化する
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「座っている時には特に足の血行が悪くなるので、座り仕事が多い方は時々膝の周りをさすったり、布をかけるなどして冷やさないように心がけましょう」
<6>ふくらはぎ
血液の7割が集まるとされるふくらはぎは、「第二の心臓」とも呼ばれる重要な部位でもある。
「ふくらはぎは血液を心臓に送り出すポンプのような役割をしているのですが、実は足首からふくらはぎ、さらに膝裏までの間には腎臓と深い関係を持つツボが並んでいます。足首から膝裏までをゆっくり揉みほぐして血流を促しましょう」
【手】
<7>小指
小指には心臓と小腸に関わりを持つ2本の経路が通っている。そのため、小指を刺激すると腎臓の働きにもよい影響を与えてくれるのだとか。
「やり方は簡単で、指の先端から付け根に向かって5〜6回揉みほぐすだけ。場所を選ばずにできるマッサージなので、仕事の合間にやってみてください」
<8>手首
手首を温めると体全体が温まるといわれるが、逆に手首が冷えると、腎臓も冷えやすくなる。
「手首を回す場合は、手首を温めるように手のひら全体を使い、揉みほぐしましょう。それだけで、すぐに体全体が温まるはずです」
【耳】
<9>耳全体
耳にはたくさんのツボが集中していることはよく知られている話だが、
「耳というのは健康のバロメーターで、東洋医学では腎臓を耳とたとえて、肝臓は目、肺は鼻、心臓は舌としています。腎臓の形と耳の形を見比べるとよく似ているでしょう。大きな耳は腎臓が元気な証拠、ふくよかな耳は健康・長寿を表しているんです」
では、耳が小さい人は短命の危険性が?
「いやいや、心配には及びません。実は耳というのは軟骨なので、引っ張っていれば、しだいに大きくなるものなのです。だから、耳が小さい人は頑張ってどんどん大きくしたほうがいい。そうすれば、必ず腎臓にもいい影響が出るはずです。ウソだと思ったら、耳を引っ張る前の血圧と、引っ張って少したってからの血圧を比べてみてください。後者のほうが、血圧は下がっているはずです」