ジャニー喜多川氏「脳卒中で重篤」報道!SMAPと嵐「もつれた糸」
ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏(87)の現況について、6月27日に発売された『週刊文春』(文藝春秋)、『週刊新潮』(新潮社)、『女性セブン』(小学館)の各誌が詳報している。各誌によると、ジャニー氏は6月18日に渋谷区の自宅マンションで倒れ、救急車で都内の病院に緊急搬送された。その後、滝沢秀明(37)や元SMAPの中居正広(46)をはじめ、多くのジャニーズタレントが病院に大挙して見舞いに訪れたという。ネットではそんなジャニー氏の病状を心配する声も数多く上がっている。
『週刊新潮』によると、ジャニー氏は脳卒中を発症し、一時はかなり重篤な状態だったという。
また、『週刊文春』は、ジャニーさんが搬送される際、意識レベルがかなり低下し、呼びかけにもほとんど反応することがなかった、血圧や体温が上昇し、一時はかなり危険な状態だったと伝えている。
「『週刊文春』では、病院には滝沢と中居が真っ先にかけつけ、18日当日は面会謝絶だったにもかかわらず、中居は徹夜で病院にとどまったと報じています。さらに元SMAPの木村拓哉(46)も連日のように病院に通っているといいます。事務所の所属タレントには関係者から“ジャニーさんが入院した”という連絡が入り、また、結果的に病室には入れなかったそうですが、ジャニーズ事務所を辞めたタレントも病院に駆けつけたといいます。それだけジャニーさんは、現在所属しているかどうかを問わず、“教え子”たちに愛されていることが改めて分かりますね。
ただ、元SMAPで現在は新しい地図で活動する、稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(44)、香取慎吾(42)の3人には連絡すらいかなかったと、『週刊文春』では伝えていますね……」(芸能プロ関係者)
■共演NGだった中居と嵐の共演が実現!
『女性セブン』もジャニー氏の容態とジャニーズ事務所の今後について報じているが、ジャニー氏の緊急入院というツラいニュースのいっぽうで、ファンにとっての“朗報”もあったという。
「ジャニーさんの緊急入院が『東京スポーツ』で報じられた6月19日から3日後の6月22日、7月13日放送予定の『音楽の日2019』(TBS系)に、嵐が出演することが明らかになりました。『音楽の日』は2011年から中居がMCを務める番組で、嵐と中居が共演することになる。なぜそれが朗報かというと、実は業界関係者やファンの間では“嵐と中居は共演NG”だと言われてきたんです(制作会社関係者)
『女性セブン』では、中居と嵐が“共演NG”だった背景を報じている。
かつては中居が司会を務めていた『うたばん』(TBS系)に嵐は何度も出演していたが、2009年以降、『NHK紅白歌合戦』といった大きな舞台以外では、中居はおろかSMAPと嵐の共演はなかったという。
「別に嵐とSMAPの仲が悪いわけではありません。長年共演がなかったのは“嵐は日本テレビ”“SMAPはTBS”という暗黙のすみ分けがあったからだといいます。また、共演NGには、ジャニーズ内の派閥関係も当然、関係していたでしょう。SMAPは2016年1月にジャニーズ事務所を退所、その後、2017年9月に新しい地図を運営する株式会社CULENの代表に就いたことが分かった元SMAPのチーフマネジャーのI女史派。嵐はジャニーズ事務所副社長の藤島ジュリー景子氏が彼らをマネジメントし、スターに育て上げた。当時、両派は緊張状態にあり、同じ事務所でもタレントの共演などあり得なかったといいますからね。
そうした中、来年いっぱいで活動休止となる嵐について、SMAPの解散を経験した中居としてはできるだけ多くの番組に出演してもらいたいという思いから、嵐と中居の共演が実現することになったといいます。中居は制作サイドと話をして“テレビ局の垣根を越えてもいいのでは”と、嵐の出演を提案したと『女性セブン』には書かれています。
解散騒動が明らかになってからSMAPが音楽番組に出演したり、コンサートを開くことはなくなりました。そうしたときのファンのツラい気持ちが分かる中居だからこそ、活動休止が迫る嵐の5人の姿をたくさん見たいというファンの希望を叶えるために彼は今回の共演を提案したのかもしれませんね」(前出の制作会社関係者)
約3300日ぶりの“共演NG解禁”が明らかになり、ファンからも「待ち遠しいよ。中居くんとの絡み久々」「間違いなく中居くんと嵐メンバーのトークが最大の注目になると思うけど、こんなチャンスめったにないのでいろんな話が聞けたらありがたい、中居くん頼みますよ!」「嵐を一番活かせるのは中居くんだと思ってます」と、中居と嵐の共演を期待する声が続々と上がっている。
ジャニー氏も、中居の嵐ファンを一番に思ったという計らいを、嬉しく思っているのではないだろうか。7月13日の『音楽の日2019』での中居、嵐の共演は楽しみだが、いつの日か、そこに新しい地図3人があるときが訪れるのだろうか――。