モー娘、RAG FAIR、格闘家…夏の「参院選」出馬リスト
7月4日に公示された夏の参議院議員選挙。「老後2000万円問題などで叩かれた安倍晋三首相は、6月26日の記者会見で“政治の安定には勝ち抜かねばならない”と必死でした。令和初の国政選挙。21日の投開票日の結果が注目されます」(全国紙記者)
今回改選される議席は124。その内訳は選挙区74議席、比例代表50議席。
「比例代表制は、各候補者が所属する政党が獲得した票に比例して議席数が決まります。ですから、今回も各党、有名人を立候補させようと躍起になっていましたね」(前同)
中でも最も活発な動きを見せたのが、枝野幸男代表の立憲民主党だ。元モーニング娘。の市井紗耶香氏(35)、元アカペラボーカルグループ・RAGFAIRの奥村まさよし氏(41)、元格闘家の須藤元気氏(41)、かつて銀座で“筆談ホステス”として人気を誇った斉藤りえ氏(35)。よしもと芸人のおしどりマコ氏(44)らを擁立した。
「やはり大きな話題になったのは市井氏。なんといっても、ミリオンヒットを記録した時期のモー娘。のメンバーですからね。19年前の00年5月に卒業をしていますが、有権者層はよく覚えていると思います」(夕刊紙記者)
四児の母でもある市井氏は7月2日発売の『女性自身』の取材に、政治に関心を持った理由として、自身が待機児童問題に直面したこと、そして継父が陸上自衛隊隊員で、東日本大震災で救助活動を行ったことに影響を受けたと語っている。
「6月29日、市井氏は東京・恵比寿駅前で街宣デビューしました。白のジャケットに黒のパンツルックは、一緒に街頭に立った蓮舫議員とまったく同じ。選挙期間中は蓮舫さんと一緒に動くようです」(前同)
と、立憲民主党の期待の大きさは間違いないが、アイドル誌ライターは言う。
「1年ほど前、市井さんにインタビューしたんですが、アイドル時代を振り返り、“私は仕事と恋、どちらかを取るか悩んだとき、恋のほうが大事だと感じてそちらを選んできました”と語っていたのが印象的でした。ないとは思いますが、当選しても、同じアイドル出身の議員で不倫騒動をやらかした今井絵理子議員(35)みたいなことだけは避けてほしいですね……」
自民党からは元F1レーサーの山本左近氏(36)、日本維新の会から元アナウンサーのくしだ久子氏(53)、国民民主党からはグラビアアイドルの小山田経子氏(41)らが比例区から出馬する。
7月8日発売の『週刊大衆』では続けて夏の参院選を特集している。