「闇営業」仲間割れ 吉本芸人「分裂危機」 (3/4ページ)

週刊実話

あえて内輪にも厳しい態度を取ることが、今後の早期復活につながるという考えです」(同)

 松本ら強硬派も食えなかった若手芸人らに対しては、同情を禁じえないながらも、宮迫へは先の『ワイドナショー』で「あいつはクビでいいと思うんです」とあえて厳しい意見を吐露した。

 「東京に出て来ても、なかなか売れなかった宮迫がブレークしたのはダウンタウンの番組に出れたから。宮迫にとって松本は恩人であり、公私を共にすごす仲間でもあった。弟分の宮迫が嘘をついたことは本当にショックだった。スポンサーや視聴者の反発がある以上、謹慎程度では済まない。やはり、芸人は人気商売。宮迫クラスならそれなりの責任、禊が必要だとしているんです。木村も東野も千原も小藪も全く同じ考え。苦楽を共にしてきた仲間だからこそ、許せないんでしょう」(キー局制作関係者)

★吉本芸人の「大量離脱」

 吉本芸人を巻き込んだ闇営業騒動に乗じて、ライバル芸人の後釜狙いを画策する者も現れたという。
「そこが生き馬の目を抜くお笑い界です。理由はなんであれ、コケれば終わりです。今回、謹慎処分を受けた吉本芸人は40代の中堅が多かった。確かに、この世代がゴソッと抜ければ、燻っている同世代や若手にチャンスが回ってきますから」(前出・放送作家)

 ポスト宮迫の筆頭は『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のヤラセ問題でミソがついてしまった宮川大輔だ。
「宮川の場合、全くの貰い事故です。資格として宮迫の仕事を継承するポジションに最も近い」(同)

 さらに、宮迫の座を虎視眈々と狙っているのが若手の『ミキ』や『霜降り明星』、『コロコロチキチキペッパーズ』、ひょっこりはんなど、お笑い第7世代と言われる若手芸人だという。
「宮迫世代の芸人層の壁はかなり厚い。今回のようなスキャンダルでも起こさない限り、なかなかチャンスは到来しないんです」(芸能プロ関係者)

 いずれにせよ、派閥争いや下克上状態に吉本に所属する芸人らは大混乱に陥っているという。
「さんまVS松本の派閥争いは根が深い。いずれ所属芸人らはどちにつくかの立場を鮮明にしなければならないと戦々恐々しているんです。

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