松本人志の“不良品”発言を再評価!「京アニ放火事件」で世論が傾く

まいじつ

画/彩賀ゆう
画/彩賀ゆう

7月18日、アニメ制作会社『京都アニメーション』のスタジオが放火され、33人もの尊い命が奪われた事件。その衝撃的な負傷者の数と、残忍な犯行から世界中で心を痛める声が殺到している。また、次第に容疑者の犯行動機や素性、過去も明らかになり、知れば知るほどその〝身勝手〟な犯行に、以前物議を醸した『ダウンタウン』松本人志の〝犯人を「不良品」呼ばわり〟した発言を再評価する声が続出している。

犯人とみられる男(41)は、スタジオで「死ね」などと叫び、1階の入り口付近にガソリンのような液体をまいて火をつけた。所持品とされるリュックには、刃物が数本入っていたということで、強い殺意を持っていたようだ。19日に更新された『日刊スポーツ』のネットニュースでは、《犯人とみられる男は2012年に茨城県内でコンビニに包丁を持って強盗に入り、その後、逮捕されている》と報じている。

「今年5月28日に川崎市で小学生ら20人を殺傷し、死者2名を出した痛ましい事件について、6月2日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)で松本が犯人に対して放った発言が物議を醸しました。その内容は、《僕は、人間が生まれてくる中でどうしても〝不良品〟って何万個に1個、絶対これはしょうがないと思うんですよね》というもの。犯人を〝不良品〟呼ばわりしたことに対し、一部視聴者からは『生まれながらの絶対的な「不良品」なんていない』『まともじゃない人は排除すべきという優生思想そのもの』などと批判が続出しましたね」(週刊誌記者)

現実を見れば“不良品”は確実に存在する

しかし、今回の「京アニ」の事件を受けて、あらためて松本の発言を支持する声が多く上がってきている。

《松っちゃんが前言ってた不良品の人間の存在を再認識したわ。死んで償えるものじゃない》
《松本人志の「何万人に1人は不良品」発言は正しかった》
《こういうのが続き過ぎて松本人志の言ってた不良品論に同意してしまう》
《松本の不良品発言は正しいよ こいつらはもう人ではない》
《松本人志の 「不良品発言」 をたたいてた人は何を思う? バグじゃなかったら何なのか?》
《不良品で松本批判してた人は、この京アニ犯人をどう擁護するんだろ? 犯人に共感できるみたいなことも言ってたよな》
《松本人志の不良品発言が波紋を呼んでいたけど、こういうの見ると確かにってなるわ。 動機はまだ分からないけど社会や環境だけのせいじゃないでしょ、こういうことを実行してしまうのは》

などと〝再評価〟する意見が相次いでいるのだ。

「過去には、元『2ちゃんねる管理人』のひろゆき氏が、社会的信用が皆無で、死刑すら恐れない失うものが何もない人を〝無敵の人〟と名付け、凶悪犯罪をする可能性を示唆していました。松本の発言もひろゆき氏の発言も批判されてきましたが、こういった身勝手な犯行が勃発すると、同じ考えを持つ人が増えていくでしょうね」(同・記者)

とはいえ、こんな形で発言が評価されるのは、松本もひろゆき氏も不本意でしかないだろう。

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