「加藤浩次の乱」いまだ収拾せずで浮上した“『スッキリ』9月電撃打ち切り”!

日刊大衆

「加藤浩次の乱」いまだ収拾せずで浮上した“『スッキリ』9月電撃打ち切り”!

 7月20日、雨上がり決死隊宮迫博之(49)とロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)による、一連の闇営業問題に対する「謝罪会見」を受け、直後の放送となった22日の月曜日、朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、約90分間にわたり、宮迫と亮の会見を取り上げた。

 同日の『スッキリ』では30分間、CMを挟むことなく、番組出演者による討論を行った。その討論の中で、番組MCを務める極楽とんぼ加藤浩次(50)が最も声を荒げたのは、宮迫と亮、そして加藤が所属する事務所の経営陣に対してだった。

 加藤は「会社のトップが責任を取らない会社って機能しているのかな」「みんな我慢してきた。経営陣が変わらないなら俺は辞める」と発言。

「22日の放送では、宮迫と亮の会見について取り上げることは事前に決まっていましたが、加藤が“辞める”とまで話すことは、出演者もスタッフにとっても完全に想定外。加藤の発言で現場は大混乱。水卜麻美アナ(32)の顔も引きつっていましたよね」(制作会社関係者)

 22日の加藤の発言は大きな反響を呼んだ。23日朝の『スッキリ』で加藤は、その日の夕方に会社と面談することを明かし「取締役が変わらない限り会社を辞めると僕は昨日言ったので、その旨伝えたいと思います」と述べた。

 その面談の結果について加藤は翌24日の『スッキリ』で、平行線のまま終わったとして、今後も会社側と話し合いを継続する、と語っている。

「自身の進退への決意はすでに固まっていると話していた加藤ですが、7月26日には相方の山本圭壱(51)がパーソナリティを務めるラジオ番組『極楽とんぼ山本圭壱のいよいよですよ』(宮崎サンシャインFM)に生出演し、“あのときは熱くなった”と発言したこともあり、ややトーンダウンした印象でした」(スポーツ紙記者)

■所属事務所は“加藤の暴走”に激怒

 また、7月28日には『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演したダウンタウン松本人志(55)が、加藤と頻繁に電話で話をしていること、『スッキリ』への出演を申し出ていたことも明らかになった。

「松本と電話で話したことで気持ちが落ち着いてきているのもあるのでしょうが、日が経つにつれ、加藤の勢いはトーンダウンしているように思えます。情報番組のMCに求められるのは公共性や中立性なのに、加藤は自分の意見や気持ちを一方的主張してしまったことで、“番組の私物化”、“公共の電波を個人的に使った”と、非難の声も上がっているといいます。『スッキリ』での“上が辞めなきゃ自分が辞める発言”は、加藤の暴走の何物でもありません。

 7月26日放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史オールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、加藤の盟友である岡村も、“ランナーズ・ハイによく似た『ワイドショー・ハイ』”と、加藤があの時、冷静さを失っていたと語っていました」(前出の制作会社関係者)

 7月29日、日本テレビの小杉善信社長が定例会見を行い、「MCの加藤浩次さんの発言については、賛否さまざまな意見をいただいております。それについての考え方を公表するというのは控えたい」と話している。

「小杉社長の会見からも分かるように、加藤に対しては、かなり厳しい意見が日テレに寄せられているようです。小杉社長は、加藤の番組降板については考えていないと話していましたが、ここにきて『スッキリ』の電撃打ち切りもありえると、一部の関係者の間ではささやかれているんです」(広告代理店関係者)

 それは加藤と所属事務所の問題だ。加藤は事務所と話し合いを継続しているというが、事務所上層部は加藤の言動を許すつもりはないという。

「8月1日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、事務所上層部は加藤の暴走に激怒しており、“加藤追放”に向けて動いていると報じています。どのテレビ局も、7~8月の時点で10月以降の番組編成は決まっています。過去にはたびたび打ち切り説が出ていた『スッキリ』についても、10月以降も番組が継続することが決定しており、すでに営業部なども10月以降のCM枠の調整などで動いているでしょう。

 しかし、事務所上層部が加藤追放に向けて動き、加藤が独立せざるをえない状況になれば、『スッキリ』を継続することはできません。8月に入ったこの時期であっても9月末に番組打ち切りが決まる、という可能性はまだまだ捨てきれないんです。加藤がトーンダウンしているのは、日テレ、番組スタッフ、南海キャンディーズ山里亮太(42)や、ハリセンボン近藤春菜(36)をはじめとする出演者にも大きな影響を及ぼしてしまうから、という懸念があるからなのかもしれません」(前出の広告代理店関係者)

 狂犬加藤による「加藤の乱」は、このまま尻すぼみに終わり、『スッキリ』も電撃打ち切りとなってしまうのだろうか……?

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