「山Pの儲けが飛ぶ!?」フジ『99人の壁』パクリ疑惑で局内戦々恐々 (2/3ページ)

日刊大衆

 個性派俳優の佐藤が初MC&初レギュラーを務めることもあり、同番組は開始前から話題を呼んでいた。

「『99人の壁』は、1年に2回程度、フジテレビ内で行われる『企画プレゼン大会』から生まれた番組で、当時入社2年目だった若手社員が出した企画でした。同企画はプレゼン大会で金メダルを獲得し、番組化されることが決まったんです。パイロット版の第1弾が2017年12月31日に放送され、その後、2回のパイロット版の放送を経てレギュラー化。フジテレビはこの若手社員と個性派俳優の佐藤二朗に、土曜日19時のゴールデン枠を任せる、大英断を下したんですね」(放送作家)

 これが成功し、「この前の特番の時に初めて見て非常に面白かったので楽しみにしていたレギュラー放送、やはり面白い。クイズ対決の形式や問題の難易度とか傾向も絶妙なバランスだし、なにしろ佐藤二朗さんのMCがメチャクチャ面白い」などと、視聴者からも好評価を得ていた。

■後戻りできない段階で本家の存在が発覚!?

 前出のフジテレビ関係者は言う。

「ただ、同企画を番組化する際に問題が発覚したというんです。問題とは、同企画と、オランダでオリジナル版が制作され、その後、アメリカをはじめ、ヨーロッパやオーストラリア、台湾や香港などでも制作されている『1 vs. 100』が似すぎているということです」

『1 vs. 100』は、『99人の壁』と基本的に同じフォーマットで、1人のプレイヤーが、100人の解答者と賞金をかけてクイズを行う番組。プレイヤー側にクイズの解答時間制限はないが、解答者側は6秒以内に答えなければならない。プレイヤーがクイズに正解すれば、解答者の不正解の人数に応じて賞金が加算され、不正解した解答者は脱落。プレイヤーが不正解の場合は、その時点で終了となる。

「『99人の壁』もブロッカーがブロックに成功すると、ブロックボーナスが出ます。挑戦者1人、阻止する観覧席が100人(『99人の壁』は99人)というのも同じなら、ブロックボーナスの仕組みも同じですよね。

「「山Pの儲けが飛ぶ!?」フジ『99人の壁』パクリ疑惑で局内戦々恐々」のページです。デイリーニュースオンラインは、佐藤二朗二階堂ふみ山下智久GACKTエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る