松本人志に加藤浩次が爆弾要求の直電!(3)多くの若手が松本に不信感 (2/2ページ)

アサ芸プラス

宮迫は確かに松本に恩義がありますが、さんまとも良好な関係ですし、本当にさんまが吉本から独立すれば、ついていくメディア露出の多い若手芸人はいくらでもいるでしょう。野党共闘ではないですが、宮迫らだけでなく加藤らの非主流派が合流して吉本が完全に二分されるケースが考えられるんです」(キー局幹部社員)

 さんまのかつての「戦友」として知られ、11年に反社会的勢力との交流が発覚して引退した島田紳助(63)は、今回の騒動後に複数の週刊誌から直撃されて、次のように答えている。

〈吉本では、会社と芸人は親子、言うたやろ。せやから、喧嘩してもぜったいに仲直りできるはずや。(中略)円満に、いい親子関係に戻ってほしい。それだけが願いやな〉(「週刊新潮」8月1日号)

 しかし、その紳助とも会社の将来について電話で話したと明かしたさんまは、また別の意見を持っているのだ。7月27日放送の「ヤングタウン土曜日」でこう発言している。

「みんなは元に戻そうとすんねんな。『昔の吉本に』とか。昔は昔やし。言うとくけど、吉本が元に戻ったところで、今のまたこの状況になんねんど。今みたいな記者会見になんねん。だから、元に戻さんほうがええねん」

 軽薄さが身上のさんまにして、この発言は岡本社長のそれとは違い、まるっきりの冗談だとは思えない。それぞれの思惑や立場による駆け引きが同時進行し、吉本興業という「巨大芸人組織」の未来は揺れ続けている──。

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